餅日和。
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餅日和。

今日は実に餅日和だった。そんな日があるのかと言われれば、それはもちろんある。冬の寒さがしっかりしていること。けれど天気は良く空は青く、空気がカラッとしていること。予定していたどの仕事も首尾よく進んで気分が軽いこと。焼ける餅を心ゆくまで見ていられること。あんこを買い忘れていないこと。砂糖醤油にしようと気が変わった時のまさかの醤油切れもないこと。食べ終えて餅がおさまった腹に手をのせつつぼんやり座っていられること。場合によってはそのままウトウトしてしまっても構わんこと。つまり時間がたっぷりあること。こう考えていくと、餅日和というのは実のところ年に1日か2日あれば良いほうだ。網やオーブン、いろいろ試してみた結果、自分はフライパンで焼くことに落ち着いた。餅日和に食べる餅は、ちょっと罪の味がする。で、ハンバートハンバートの「罪の味」という歌を思い出し口ずさむ。先ほどまでこのお皿に餅が入っておりました。(2016年12月19日)

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「カンガエル」代表。クリエイティブディレクター / シンガーソングライター。広告と音楽を仕事にしています。音楽制作ユニット「アンチモン」のVo.作詞・作曲担当です。 アンチモン → http://www.antimony-music.jp