猟奇的な彼女 その8

さぁ、これが最終回です。

ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。

僕史上最大にアレな恋愛の結末をとくとご覧あれ。

最後はちょっと長いですが、とんでもない衝撃的な結末が待ってますのでお楽しみに。

では、どーぞ。


キョウ子から逃げ切ってから、2日後。

赤いたぬちゃんは、キョウ子と別れてから初めての学校へと向かっていた。


キョウ子に会ったら、気まずいなぁと思いながら。


すると正門には

「待っていたぞケンシロー」

と言わんばかりのラオウがいるではございませんか。


あぁ、これヤベーなと思い、ささっと花壇に隠れ、

今日はサボることを決意する。

そして次の日も、正門には仁王立ちのラスボス。

その次の日も。

そう、ここで赤いたぬちゃん授業を受けることを諦める。


同じクラスの奴に聞くと、

別れた日から毎日、休み時間を利用して赤いたぬちゃんのクラスを

授業中に覗きに来てたらしい。

ヒャー怖い


「逃げる」を選択しまくり、授業をサボり続け

一週間が経った。

これからどうしようか悩んでいると、

あることを思い出した。


そう、


ブログである。


実は、キョウ子と付き合ったときに、


ブログに赤いたぬちゃんのことも書くから、見ないでって言われ


勝手にブックマークから消されたんだけど、

よくよく考えてみれば、

教えてくれた時のチャットの履歴にURLは残っているわけである。


ちょっと、興味本位で覗いてみようと思った。


赤いたぬちゃんのことどういう風に書いてあるのかなぁと

軽い気持ちで。


↓これが、その時のキョウ子のブログです。


ちなみに、このブログが書かれた日付けは、

殴り合いのけんかをした次の日の夜でした。


↓↓↓ではどーぞ。↓↓↓


赤いたぬきの野郎。

絶対許さん。


あの、ネズミみたいな奴にあんなにコケにされて


このまま日本返すわけにはいかない。


女殴るなんて最低や

殺してやる。

あんな奴死ねばええねん。

あんな奴が生きていたら、世の中の為にならん。


だから、うちが代わりにやってやんねん。

殺す。

絶対逃がさへん。


殺してやる。


殺す。


殺す。





殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す


・・・・


赤いたぬちゃんは思った。


これマジなやつだ。


しかも、敢えて割愛しますが、このブログには

赤いたぬちゃんの誹謗中傷が羅列させてあって

しかも、全て赤いたぬちゃんが悪い風に書いてある。。。。


というか、殆どウソだった。


「したくないケンカばかりで毎日夜泣いていた」

とか、どうやったらそんな100%のウソ思いつくのよ。

じゃあケンカ吹っ掛けてくんなよ。そして泣いていたのは俺の方だわ。


留学生がみんなブログ見てるということを利用して


赤いたぬちゃんの株を下げたかったのかどうかは知らないけど、


余りにも酷かった。


しかも、元々日本人グループとは距離を置いていたので

弁明する機会もない。。。

もう最悪でした。


今振り返っても人生で最も最悪で最低な時間でした。


もう何もかもに疲れ

この街にいるのが嫌で嫌で仕方なくなった赤いたぬちゃんは

この瞬間、日本に帰ることを決意する。


夢半ばどころじゃない、まだ殆どスタートラインにも立ってない

こんな形で

赤いたぬちゃんの夢は砕かれ

留学生活は幕を閉じたのでした。


恐らく人生最初で最後の留学。


教わったのは、語学でも文化でもなく

世界にはイカれた日本人がいるということだけでした。



ちゃん♪ちゃん♪




じゃないのよ、


まだあるのよ。続きが。


今回はここで終わらないのが怖いところ。


帰る準備を進めていたある日、年下のゴンちゃんっていう奴に

「帰る前にたぬちゃんとお酒飲みたい!」ってことで焼肉に誘われる。

ゴンちゃんは年下なのに、めちゃくちゃ外国語も上手くて

街に詳しいので、皆からめちゃくちゃ愛される良い奴である。


もちろん、キョウ子もゴンちゃんとは仲が良い。


肉をつつきながら、ビール飲んでいると

突然ゴンちゃんが口を開く。


ゴン「たぬさん、キョウ子さんとのこと色々大変でしたね」


たぬ「あぁ、ゴンちゃんどこまで知ってるの?まじで大変だったよ。

本当に色々あったし、本当に殺されるかと思った」


ゴン「多分キョウ子さん目線の話しなら全部知ってます。

キョウ子さん飲むとたぬさんの悪口しか言わないから(笑)

しかもキョウ子さん色んな所や日本人以外にもたぬさんの悪口言うから

留学生中で話題になってましたよ。たぬさんのこと。」


たぬ「まじで!?やっぱり?あいつどんなこと言ってた?」


ゴン「あっでも、安心して下さい。

みんなたぬさんに同情してるだけですから。

少なくとも日本人は殆どの人がキョウ子さんの性格わかっているんで、

赤いたぬちゃん大変だっただろうなぁって言ってましたよ。

みんな一度はキョウ子さんに「臆病者!」とか言われて、揉めてるんで(笑)

今だから言えますけど、キョウ子さんが僕達グループといつの間にか関わらなくなって

たぬさんと居るようになって僕はちょっと嬉しかったです(笑)

僕よく説教されるんで(笑)」


日本人留学生がキョウ子のイメージ操作を信じてないことがわかって

凄くうれしかった。


凄く凄く凄く嬉しかった。



ゴン「でも、たぬさんとキョウ子さんっていつ付き合ったんですか?


キョウ子さん僕たちのグループから抜けたの急でしたよね。

たぬさんといつの間にか一緒にいるからビックリしましたよ」


たぬ「いや、今だから話すけど、実はハロウィンの日に

キョウ子から泣きながら電話があってさ。テバ君と…」


赤いたぬちゃんは、ゴンちゃんに

テバ君とキョウ子がヤっちゃった話し(その2参照)をし、

それがきっかけであると、説明した。


ゴン「え?

キョウ子さんはハロウィンの日(10/31)に

テバさんと初めてヤっちゃったから

後悔で泣きながらたぬさんに電話してきたってことですよね?」


たぬ「うん。そうだけど…」


ゴン「それ、ありえないですよ。」



ゴン「っていうか、テバさんとキョウ子さんが

そういう関係になったのって8月ですよ?

たぬさんがまだこの国に来る前から

すでにそういう関係になっていますよ?」


たぬ「はい??!!!?

ハロウィンの日に初めて抱かれたってキョウ子が泣きながら

電話してきたのは確実よ」


ゴン「だからそんなことありえないんですよ。

間違いなく、嘘付いてますね。


だって、僕9月の初めぐらいにどちらからも相談受けていますから。


テバさんからは、肉体関係はあるけど、付き合ってくれなくて悩んでるって。


キョウ子さんからは、体は許すけど、付き合う気にはなれないって


たぬ「は?????」


ゴン「なんなら、テバさんは

たぬさんがこの街に来て、たぬさんとキョウ子さんが出会ってから

たぬさんに対してずっと嫉妬していましたよ。

テバさんずっと言ってましたよ。

赤いたぬちゃんが来てから、

キョウ子が赤いたぬちゃんの話しばかりするから面白くないって。


そう、


とんでもない、ストーリーが裏にはあったのだ。


要するに、


キョウ子は、赤いたぬちゃんの気を引くために

「テバ君に初めて抱かれた」

と嘘をつき、泣く演技をした。

前から何度もそういう関係であるのにも関わらず。

テバ君を嘘の材料に使ったのは、

実際に体の関係があったのは事実だし

テバ君と気まずくなったと言えば

赤いたぬちゃんのそばに自然に居ることができる。


赤いたぬちゃんが最初からテバ君に嫌われていたのは

キョウ子がテバ君に赤いたぬちゃんへの想いを話したからか、

もしくは、赤いたぬちゃんにキョウ子を取られそうになり、その嫉妬からか。


どちらにせよ、キョウ子が絡んでいることは間違いない。


兎にも角にも、全てキョウ子の計算通りだったというわけ。


いや、半端ねー

まじこえー

あいつどんな女なんだよ


作家になれよ。

天才かよ。


っていうか赤いたぬちゃんどんな巻き込まれ方してんだよ!


これが

今回出会った女、

猟奇的な彼女の全貌です。

振り返っての感想は

何より、生きてて良かったです。

生きて、この話を人に伝えることができて良かったです。


とにかく


みなさんも、猟奇的な女性には十分にご注意を。。。


次は



あなたの番かもしれません。





おわり。



いや~。またしても長かったですね。

キョウ子のケンカの話しが多すぎて、どれを載せようか迷いましたよ。

文章中にも言ったけど、本当に氷山の一角なのよw凄いんだから。

というかめちゃくちゃ長くなったので、1話丸ごと削除しましたw

後日談としては、

それから1年後に、

もの凄い人を好きになってしまってどうしていいかわからないっていう超長文メールがキョウ子から来ましたw

僕はそのメールに、人とすぐ揉める女性、たばこを投げつける事が平気でできる女性、ケンカを止めたら臆病者というクソみたいな理論を振りかざす女性、人の評判を落とす為だったら平気でウソをつきまくる女性、そんな女性を好きになる男なんかいない。諦めろ。何よりそれを俺に相談するな。

って返しました。それが最後です。そっからは全部無視してますw


兎にも角にも、本当に読んでくれてありがとうございました!

次回作、あればその時はまたよろしくお願いします!


では、また!


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