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過程を共有するメリット

前回みんなで創り、その過程を共有していくカラダクリエイトという企画の話をしました。
その繋がりで今回は、「過程を共有するメリット」を考えてみました。

単純に色々な知見が集約することもメリットになるかと思いますが、
この辺は学校生活のグループ活動や会社の会議などで伝統的な手法なんで割愛します。
纏まりにくくなるっていうデメリットもありますね。


んで考えたところ、3つあるなと思ったわけです。


まず第1に、自分が手にできる情報量です。

進めかたとしてはまずテーマを決め、そして紆余曲折、試行錯誤し、失敗を繰り返しながら精錬していきやっと完成に至るわけです。
この完成版がアウトプットされ世に出るわけで、一般的には皆さん完成版を手にします。

私の業種界隈では、この完成版は主にセミナーを受講して得ることになります。
つまり、アウトプット側が講師、インプット側が受講生といった構図です。
ここでアウトプット側とインプット側には情報量に大きな差が出ます。
100アウトプットしても絶対に100未満のインプットになるということです。
これはイメージしてもらえればすぐわかると思いますが、話を聞いても100%は理解できないですよねって話です。

ただ、実は差はこれだけではなくて、アウトプット前についちゃってるんです。

どういうことかというと、
完成版には失敗例が入らないんです。

完成までの「過程」において100以上のモノができ、そこから失敗等を省いて綺麗な形にして100の完成版になります。
ですので、完成版をインプットする側と、過程を共有している側では情報量に結構な差が出ちゃうということになります。

例えるならば、
学園祭でお化け屋敷を作った生徒と、それにお客としてきた生徒くらい違います。
もしそのお客さんが感銘を受けて、翌年の学園祭でお化け屋敷を作ったとしても、去年作った生徒がまたお化け屋敷をやったのならばどちらがクオリティが高いか容易に想像がつきますね。


ですので、受けるよりも創った方がお得ですね。
踊らにゃ損ってもんです。



2つ目は、アウトプットする際の拡がりの早さです。
拡がりの早さは単純に
1人で発信していくのと、創った10人で発信していく早さの違いですね。
この差は何人で作っているかによって圧倒的な差になると思います。


んで最後3つ目は、アウトプットする側の自由度です。
過程を見ているので、創った一人一人が自分色に脚色しやすいんですね。
持ってる情報量が多いので、元々の自身の強み、勉強していたもの、好きなもの等々と組み合わせやすいんです。

んでもっと言うと、アウトプット側に色が出てくるとインプット側も選択できるようになってきます。
Aさんが話すのを聞いてみたいとか、Bさんが書いたものを読みたいとかですね。
これはイン・アウトいずれもWin-Winです。


ちなみにこの企画はみんなで創り、共有するので、完成版のアレンジも全く問題ないです。
むしろ自由に自分色に変えてもらって表現してもらえると嬉しいなと思っている次第です。

現在カラダクリエイトでは、陰陽的な文脈で身体(こころの部分も含む)を捉え直して疾患や症状、アプローチ方法まで整理するってことをテーマに、PT、OT、整体師等セラピスト中心に活動してます。

興味あるって方は連絡頂ければと思いまーす。


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