カート・コベイン後の白紙の人生によせて
赤神はバンドをやっていた。
一応言うならば、辞めたつもりもない。しかし「やっている」と表現するのは、あまりにも活動できていない年数が重なってしまっているから、過去形にするしかない状態である。
この場所に、一番はじめに綴った記事を読んでいただければ「まあそうなんだろうな」と感じていただけるだろうけれど、そこに散りばめられた「27歳」だの「伝説」だのという表現については、あまりにも中二くさくてなんのことか伝わりづらいと思う。
あまりにも中二くさいのだけれど、当の本人にとっては非