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ちょっと変わったお茶のお稽古 七事式(しちじしき)

かつてお茶を学んでいた学生の頃には、聞いたことのなかった単語のひとつ
七事式(しちじしき)。

日常生活では聞いたことない単語でも、なんとか漢字をあてはめて
意味を想像することができますが、
お茶のお稽古では、漢字があてはめられず、
カタカナの状態で耳に飛び込んできます。
七事式もそのひとつ。

さて、七事式(しちじしき)とはなんでしょうか?

「稽古の流れに変化を加えることでそれ(怠慢、マンネリ化)を引き締め、稽古の意味と精神をも喚起しようと工夫されたもので、
実際の茶の湯や茶事とは全く異なるうえ、つねの稽古ともまた違うもの」で
「表千家七代如心斎によって制定された茶の湯の新しい式法」

「花月(かげつ)」「且坐(さざ)」「茶カブキ」「廻り花」「廻り炭」「数茶」「一二三」の七種に「花寄せ」を加えた七通りの式法をまとめたもの

「」内は「茶の湯の修練2七事式 且坐」より抜粋

これだけ読んでもなんのことだかさっぱりわかりませんね。
私も、いつもと足の運びやお菓子をいただくタイミングが違うお稽古であること、種類が7種+1種あること、やたら頭が混乱すること、という程度でしか認識できていません。

せっかく覚えかけたつねのお点前と異なる動きをするので、正直、やめてくれ~と思ってしまいますが、いつかきっとこのお稽古の意図がわかる日が来るのかしらとお稽古を続けます。

(断りを入れるまでもなく、上記一切は個人的な見解です。
さらにいうと、お稽古を続ける中で、考えもまた変わっていくような気がします。)

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