妊婦さん(妊活中含む)への小児科医からのメッセージ
妊娠前からの準備--次のお子さんのために
妊娠した!って来た時、後悔するのは
1.風疹ワクチンを打ってなかった
2.大きな子宮筋腫が見つかった
3.子宮頸ガンが見つかった
4.卵巣嚢腫が見つかった
5.葉酸を飲んでなかった
なんてとこかな。
何の症状がなくても、妊娠する前にやっておいた方が良いことあるよ
産婦人科医さんがつぶやく「妊娠してから後悔すること」5つより
よろしかったらご覧ください。
逆に言えば、妊娠する前に幾つか気をつ
赤ちゃんが泣きやまない~泣きへの対処と理解のために~
人は自らがコントロール出来ない問題があると、イライラするものです。ましてや子育てで疲れている時に、むやみに無く赤ちゃんがいればなおさらなことです。
「赤ちゃんは泣くのが仕事」なので、泣くのは誰のせいでも有りません。そして、その仕事はしばらくするとお休みになります。
思わずカッとなって赤ちゃんを激しく揺さぶってしまうと「乳幼児揺さぶられ症候群」になることもあります。
カッとなってしまう
赤ちゃんが食べてはいけない1:ナッツ類
赤ちゃんの離乳食を始めるのはいつごろがいいでしょう?最近は早すぎもせず遅すぎもせず5-6ヶ月と言われています。
何を食べさせていいのか、悩むところはあります。食事についてはあまり制限したくないのですが、食べてはいけないものを挙げてみることにします。
まずはじめに書くのはナッツ類です。
ナッツなんて赤ちゃんに食べさせるわけはないと思いますが、赤ちゃんはついつい目の前にあるものを掴んで口
赤ちゃんの頭を揺さぶるのは禁止。ストレスを感じたら、一呼吸。
ヒトの赤ちゃんは生まれたばかりはできないことが多すぎます。神経の周りに信号を伝えるのを補助する「鞘:さや」が発達することで、運動・感覚・思考力などが発達します。鞘ができることを「髄鞘化:ずいしょうか」といい、無髄神経と髄鞘化された神経とでは、5-100倍ほど伝達速度が違うと言われています。ヒトは産まれてから様々な機能が発達しますが、これは髄鞘化に寄るところが大きいのです。ヒトで全ての髄鞘化が完了
もっとみる毎日成長する赤ちゃんは、毎日注意
時々「赤ちゃんが転落した」と連絡があります。その時、私達医療者は色々な方法で虐待ではないか調べます(これは、保護者を責めるためではなく、親子が健やかに凄せるためです)。
多くの場合は、「赤ちゃんをソファーに置いていて、気がついたら赤ちゃんが落ちて泣いていた」というものです。寝返りをしないはずの月齢の赤ちゃんがどうして転落したのでしょう?だんだんと脚力が強くなり、ソファーの背もたれ側を蹴ってい
男の子の包茎は、全部ムキムキする?
5年ほど前に書いた記事を、一部編集して転載します。
男の子を持つお母さんの悩み・包茎と「むきむき体操」について
子どもの包茎の治し方で、「むきむき体操」というのがあるそうです。
http://baby.goo.ne.jp/member/ikuji/skincare/5/03.html
父親や医療従事者にとっては笑い話に思えるかもしれませんが、若いお母さんには深刻な問題です。包茎に関する知
突然の発熱・けいれん!!
夜間の小児救急は大変混雑し医療資源もスタッフ(研修医)も疲弊します。とある小児救急の先生は、受診抑制は患者教育ではなく、待ち時間とお金です、と答えていました。病院の場合紹介状がない初診では、自己負担金が増えるのですね。
比較的スタッフの多い都心ではそれでもやっていけるかもしれません。しかし、医療崩壊が叫ばれて久しい地方(都心でも医療崩壊はありますが)では、とてもそんな余裕はないでしょう。病院