維新の会らしい反知性主義マスコット:創作のための時事勉強会23

※注意
 本記事は時事的問題について、後で振り返るためにメディアの取材や周囲の反応を備忘録的にまとめたものです。その性質上、まとめた記事に誤情報や不鮮明な記述が散見される場合があります。閲覧の際にはその点をご留意ください。


事例概要

マスコット

その前にも

個人見解

 維新の会の反知性的な態度がよく現れた一件。マスコットの羽織るだんだら羽織は新撰組のモチーフだが、維新という言葉を掲げた勢力とは敵対した立場であり、維新の会がそうしたモチーフを用いている点は疑問だらけである。

 マスコットの設定としては「勘違いをしている」とのことだが、マスコットは設定などの文脈から切り離された運用も多くなされるため、ただの悪手である。

 そして維新の会の反知性主義的、芸術学術軽視的な姿勢を加味すれば「新撰組の持つポジティブなイメージを利用しつつ、維新の会という名称ゆえに生じる問題を勘違いでスルーしようとした」と邪推することも不可能ではない。

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