子どもの成長・発達には、「シンプルな子育て」・「子どもに任せる」ことが一番
子育ては「シンプルな子育て」が一番いい。
親にとっても、子どもにとっても。
「シンプルな子育て」とは。
◆子どもがしてほしいと言ったことをしてあげる。
してほしいと言わないことはしない、ということだ。
「子どもに任せる」ということだ。
子育てでうまくいかないという場合、子どもと親のズレがある。
「発達のズレ」である。
子どもはそれぞれ、自分でより良く発達していく力をもっている。
発達については、子どもに任せればいいのだ。
発達を子どもに任せられないと、いろいろな悩みが出てくる。
最近、次のようなタイトルを見た。
「トイレットトレーニングをしておむつを外そう」
「抱っこはいつまですればいいのか」
なんて。
そんなのは、子どもからすると余計なお世話である。
おむつは、子どもがいやというまでしていればいい。タイミングは子どもにまかせていい。
抱っこだって、いつまででもしていい。
子どもの心と体の成長・発達からいうと、それでいい。
「子どもに任せる」
おむつは、早く外した方がいいと思っている方が多い。
親は、大人はそれがいいと思っている。
しかし、それは、子どもの心と体の成長・発達から考えると、間違いである。
おむつ代はかかるが、お金に代えがたい。
早く外すための、トイレットトレーニングなるものは、親子の様々な葛藤と生む。時間もかかる。
親も子も、大きなストレスとなる。子どもの心へのマイナス影響が大きい。
「子どもに任せる」ことだ。親は考える必要はない。
子どもに任せ、待っていればいい。
それが、子どもの心と体の成長・発達から考えると、一番いいのだ。
「子どもに任せる」ことで、子どもは、無意識に「信頼」を得る。
親と子どもの関係は、とても良くなるはずだ。
これが一番大事なことかもしれない。
抱っこを早く卒業させたい。早く一人で寝かせたい。
親は、大人は、それがいいと思っている。
しかし、それは、子どもの心と体の成長・発達から考えると、間違いである。
抱っこをしなくなり、一人で寝るようになると、早く自立すると思っている。
子どもは、親に依存し基本的信頼関係を得て、自分で探索行動ができるようになり、自分の意思で行動できるようになる。
抱っこされ、スキンシップされ愛情を感じていくとされている。
これも、トイレットトレーニングと同じである。
抱っこする、しないで、親と子の葛藤は大きくなる。時間もかかる。
親も子も、大きなストレスとなる。子どもの心へのマイナス影響が大きい。
くり返す。
「子どもに任せる」ことだ。親は考える必要はない。
子どもに任せ、待っていればいい。
それが、子どもの心と体の成長・発達から考えると、一番いいのだ。
もっともっと、子どもの心と体の成長・発達を大事にしてほしい。
子どもに任せていれば、間違いはない。
ズレは最小限に食い止めることができる。
その方が、子育ては楽しいはずだ。
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