幼児向けお話 なかまたち 第二十八話 「大切なものが壊れる時」

キャット君とチビキャット君は二人でプラレールで遊んでいました。
線路をたくさん繋げて、トンネルや駅、踏切も繋げていました。
二人は大きな線路を作って、電車を走らせようとしていました。
二人は仲良く楽しく遊んでいましたが、線路の方向で意見が分かれました。
キャット君は右に曲がりたい、チビキャット君は左に曲がりたいと。
キャット君は無理やり右に線路を曲げました。
するとチビキャット君が怒りました。最少は言い合いだけでしたが、
だんだん喧嘩が大きくなりました。チビキャット君が線路をキャット君に投げました。
するとキャット君は怒って隣にあったものを投げました。
投げた後、「ガァシャーン」と大きな音が鳴りました。
よく見ると電車が壊れてバラバラになっていました。
これでは線路ができても電車を走らせることができません。
キャット君もチビキャット君も泣きだしました。

#怒ると大切なものが壊れる

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