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【MTGレガシー】スタイフルノートのすすめ(デッキ解説編)

こちらの記事は、《ファイレクシアン・ドレッドノート》をこよなく愛す、
私ajdadd420によるスタイフルノートの普及を目指す為のスタイフルノートの解説記事になっております。
基本全文無料になっておりますので、ご安心してお読み下さい。

普段はマジックオンラインでスタイフルノートを回しており、無名雑魚の私ですが、普段の対戦で得たスタイフルノートのノウハウやゲームプラン指針などを紹介できたらと思っています。


はじめに、スタイフルノートとは

スタイフルノートは古くから有るコンボデッキで、《ファイレクシアン・ドレッドノート》(以下ドレノ)を各種サポートでお膳立てして戦場に出し、殴って勝つ、シンプルながら奥が深くレガシーならではの駆け引きも楽しめる、楽しいデッキです。
近年はサポートカードも増え、以前にも増してドレノを着地させやすくなっております。
ファッティで殴る爽快感を味わいたい方は是非お試し下さい。

どんなデッキかは理解したけど、そんなデッキで勝てるの?という声も聞こえてきそうですが・・・
結構勝てますw

参考までに、ニューカペナ発売後のMOレガシーリーグの戦績として
20リーグ(100マッチ)対戦して、72勝28敗 勝率72%
5-0を4回 リーグ勝ち越し18リーグ(勝ち越し率90%)

レガシーチャレンジ32位以内入賞数回 (最高順位2位)

板デッキとは言いませんが、今のレガシー環境では十分に戦えるポテンシャルを持ったデッキになってます。

ファイレクシアン・ドレッドノートを持っていない方は今すぐ4枚買いに行きましょうw

スタイフルノートのゲームプラン

どんなデッキかは前の項目で説明しましたが、どうやってデッキを回せば良いかのゲームプランガイドを作りました。

・序盤
対戦相手によりゲームプランは変わってきますが、
基本的に序盤は《もみ消し》と《不毛の大地》で相手のマナを縛りつつ、
除去や打ち消しで相手の脅威をやり過ごします。
こちらはマナを伸ばしながらコンボパーツを集めます。

2ターン目ドレノ着地を目指すプランも存在しますが、カード消費が激しく《剣を鋤に》などで1対1交換されたり《もみ消し》等コンボパーツを打ち消しされた時のディスアドバンテージは負けに直結しやすいのであまり強い動きではないと思っており、個人的には推奨しません。

相手がゆっくりとしたデッキの場合は2ターン目ドレノ着地が最適解になる場合もあるので積極的に狙っていくプランも時にはあります。

・中盤~終盤
相手のマナ基盤を攻めつつ、脅威を排除しながらコンボの準備が整ったらコンボを始動!というのがこのデッキで一番強い動きになり、この動きを目指し動いて行きます。
安全にドレノを着地させるための打ち消し、返しに除去打たれても良いようにとんずらなど防御札を抱えながら着地させてあげるのが理想です。

相手のエンドステップに《激しい叱責》をキャスト⇒次ターン ドレノをキャストは、安全にドレノを着地させる為にかなり強い動きになります。もちろんドレノが複数体いたら複数キャストしてあげましょう。
全体除去が無い限りフェアデッキに対しては、この動きが決め手になる事が多いですし、コンボ相手にもかなりのプレッシャーになります。

ドレノを着地させられたら、基本的に殴り負けすることは無いので、
ドレノを守りながら相手のライフを20点削りきりましょう。

サンプルデッキ

最初は私が気に入って使っているUBRカラーのデッキです。

https://www.mtggoldfish.com/deck/4833872#paper

黒をタッチした最大の理由は、第二のフィニッシャーとして
《死の飢えのタイタン、クロクサ》(以下クロクサ)を採用できることです。
ドレノとクロクサはコンボパーツを共有でき、クロクサを5枚目以降のドレノみたいな使い方も出来ます。

カードプールの広いレガシーにおいて、単体では全然使われないクロクサですが、最短3ターン目に着地し場に定着すれば非常に強力です。
URデルバーを中心に青いデッキがメタゲームに多い関係上、パイロブラストが多い環境です。
メインからパイロブラストが複数枚入っているリストも散見されている中、青く無い驚異というだけで評価出来ると私は感じています。

後半は墓地にいればマナフラッド受けにもなり、カラカスでバウンスされても2マナでハンデスとバーンが行えますし、案外汎用性もあり気に入っております。

他の黒要素としては、《殺し》と《疫病を仕組むもの》くらいで、ほぼクロクサの為に黒を取っている感じです。
黒あんまり要らないのでは?みたいな意見をいただくことが多々あります。
URでも同じような構成で5‐0は今期でも達成していますが、個人的にUBRがしっくり来ておりUBRを好んで使っています。

まだまだ研究段階のデッキですので、黒使いの有識者でこんなのどう?ってカードがあればコメント等で教えて下さいw


次に紹介するデッキはRUGカラーのデッキです。

https://www.mtggoldfish.com/deck/4863540#paper

最近調整しているのですが、調整中にMOレガシーリーグにて2リーグ連続で5‐0を達成し、ポテンシャルの高さを感じているデッキです。

ほぼクロクサの枠を《自然の怒りのタイタン、ウーロ》(以下ウーロ)に変更しただけのデッキですが、動きなどが結構変わってきます。
UBRと違い、こちらの押しつけが結構強いのでウーロごり押しで勝てるゲームも結構あります。
コンボパーツがそろわなくても、ウーロ連打と脱出で出したウーロを守るだけでも非常に強力です。

環境的にパイロブラストが多いので、そこがウーロを使うネックになりますが、そこは環境に合わせてデッキ選択しましょう。

ちなみにサイドは調整中ということで適当なのでスルーしてください。

採用カードの取捨選択理由

ここでは、スタイフルノートにおける超定番のもみ消しや、汎用カードのブレポンウィルなどは、割愛させて頂きます。
新しいカードや、定番だけど入れていないカードなどを解説していきます。

採用カードから紹介、解説していきます。

・《激しい叱責》4枚


モダホラ2で登場した2マナエンチャント。
激しい叱責の登場で、スタイフルノートの強化がされたと思っています。
瞬足もついているので、相手ターンのエンド時にキャストすれば、次のターンにドレノは1マナ12/12のデメリット無しの最強クリチャーに超強化出来ます。(最強!
ただのコンボパーツだけで無く、妨害札としても優秀です。
流行の《ウルザの物語》から生成される構築物トークン0/0バニラになるため、キャントリ付きの除去カードになります。
また、エルフやデスタクなどのクリチャーデッキに対して1ターン限定になりますが、やっかいなクリチャーをバニラ化する効果も有ります。
また、URデルバーに対しては《濁浪の執政》のキャストに合わせることで、カウンターを乗せないことで稲妻圏内のサイズにとどめることや、
《ドラゴンの怒りの媒介者》のサイズを落としクロックを遅らせる事も。
また、破壊不能をなくすことも出来る為マリットレイジトークンやエムラクール等のゲームエンド級のクリチャーも《殺し》で除去も可能になります。
また、このカードのおかげでドゥームズデイにはかなり強く立ち回れます。

・《とんずら》×2枚

ニューカペナの街角で登場した1マナのインスタント呪文です。
スタイフルノート的視点から見ると、5枚目以降のもみ消しのような使い方と、除去避けが基本的な使い方になります。
1/1カウンターはおまけみたいな物ですw

シンプルですが、打ち消し出来ない《突然の衰微》や《爆発域》、魂力にも対応出来るため、着地したドレノを守るという観点でも強力です。

また、対戦相手のブロッカーを一時的に排除したり、逆に相手のクロックを1ターンだけ遅らせる事も出来ます。
後者の場合相手のクリチャーに1/1カウンターをプレゼントする事になるのでご利用は計画的に。

・《運命の巻物》×1枚orサイドに1枚程度

統率者2019で登場した、3マナのアーティファクトです。
以前はこちらのカードを主軸にデッキを組んでいた事もあり、非常に楽しいカードです。
単体で使用しても最低限ハンドの不要牌を2/2クロックに変換でき、ドレノやクロクサに関しては、自壊のETBを無くし、低コストで表に出来るため強力です。

以前はドレノを着地させる方法が今より少なく、《運命の巻物》を中心とした青単スタイフルノートなども使用していましたが、便利なカードも増えたため、今はこの採用枚数にとどめてあります。

採用枚数は減ってしまいましたが、赤単プリズンなどのチャリスデッキに対しても不自由なく機能するので、サイド要員としては非常に優秀です。


次に今回は不採用になったカードを紹介します。

・《目くらまし》
以前のスタイフルノートはデルバー型が多く、早い段階から脅威を展開しプレッシャーをかけながら戦うプランが主流だったため《目くらまし》4枚の採用はあたりまえのような構築でしたが、現在は採用しておりません。

理由としてデッキからデルバーを抜いたことや、
《激しい叱責》プランが非常に強力と感じており、2マナを立てて構えたいデッキに変わったため、ある程度マナを伸ばしたいのに《目くらまし》は足を引っ張るのでは?というところから、《目くらまし》を不採用にしたところ案外、好感触だったので不採用で落ち着いております。

アグレッシブに脅威を展開するデッキから、少し構える事が多くなった現状は不採用ですが、今後デルバーを採用しアグロ戦略をメインにするようであれば再考の余地は大有りです。

・《ウルザの物語》
単体でも非常に強力で、第三章からドレノを引っ張ってくることも出来相性は良いカードです。
しかし、《激しい叱責》を4枚採用している事から、構築物トークンを自壊させる可能性があったりとミスマッチな面も目立ちます。
(あと、ウルザの物語が高いから買いたくないというのが最大の理由w

《ウルザの物語》を4枚採用したリストで5-0されている方もいるので、
環境を見定めてどちらの型を使うか検討するのも良いかもしれませんね。

おわりに

はじめての記事執筆で、読みにくい文章になっているかもしれませんが最後まで読んで頂き有り難うございました。

今回はデッキ解説編ということで、軽くデッキ紹介が主な内容でしたが、
需要があれば、主要マッチアップとのゲームプランの立て方や、サイドインアウト指針、得意なマッチアップと苦手なマッチアップなどを
実践編みたいなタイトルで追加していこうと思っています。

今後も《ファイレクシアン・ドレッドノート》の良さを知ってもらい
ドレノ使いの仲間が増えることを目標に活動して参ります。

この記事を気に入って頂き、スキを頂けたら大変励みになるので
是非よろしくお願いします。

また、ajdadd420または本記事を評価、サポートしたいと思った方はお気持ちで良いのでお布施頂くと、大変励みになります。
また、新しいデッキ案を試すチケット代になりますのでよろしければ購入よろしくお願いします。

ajdadd420

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