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手を動かしたい時の、タマゴサンド

無性に作りたくなる時があるのが、タマゴサンド。

6枚切りの食パンを買い、「家に卵がいくつかあった」ということさえ確認できればいい。

昨日は、とても気持ちよく晴れていたので、朝起きてから近所の散歩にいこうとすると、妻から「朝の食パンを買ってきて〜」とお願いされた。

財布にあった小銭六百円を上着のポケットに入れて、出かける。

普段とは反対側へ出かけて、目当てのパン屋がまず営業しているかを確認。

うん、空いている。

むしろ、ちょっと混んでいる。

というわけで、20分ほど延長上の道を、てくてく歩き、戻ってくる。

いつもの6枚切りの食パンを買って、同じもので切られていないものも買った。家族3人で2枚ずつ食べれちゃうから、翌日以降の食パンを切らさないように。

この時から頭の中は、タマゴサンド作ろうモード。

家に帰るとさっそく、卵を4つ茹で始める。その間にバターを出して常温に慣らし、玉ねぎをみじん切りにして、水にさらしておく。

玉ねぎのみじん切りとか、ゆで卵の殻をむく時とか、とにかく手を動かしたい時には最高の作業。

ちなみに、作る時に参考にしている本は、深夜食堂のレシピ。

この本、いろんなページを開いたままキッチンで作業をしているから、表紙やページがふやけてかなり年季の入った感じになってる。

レシピ本あるあるだ。

ゆで卵を粗めに刻んで、マヨネーズ、塩、胡椒、玉ねぎをボウルであわせて、タネを作る。あとは、食パンに分けて挟むだけ。

玉ねぎのシャキシャキした食感がよくて、いつもこのレシピで作っているのだけど、果たして、タマゴサンドが食べたいのか、作業がしたいのかというと、たぶんどっちも。

休日の朝に少しだけ、手間をかけて何かを作ると、1日がとても気持ちよく過ごせる。

じぶんにとってのタマゴサンドは、そんなおまじない。

ぼくも誰かの応援をしようと思います!