高さを比べず、深く潜れ、と8月13日の日記
毎日、水を飲むように本を読んでいます。
ぼくものすごく読むの遅いんで、少しずつですですけど。
しっかり沁みるような読書時間、そしてその環境を整えること。別に何かに目覚めたわけでもないです。
ただ、「習慣」として毎日決まった時間に本を開いてみると思いのほか、心がゆったりするんですね。
これはきっとあれです、瞑想の時間に近いです。
「5年日記」も書いているし、朝の「ウォーキング」はまもなく120日くらいになる。そしてこの「note」はまもなく620日くらい。
こういう日々“何気なく”やっていることって、その人を作っていると思うんです。
誰に勧められたわけでもなく、自分の中で「これはいいぞ。」と納得できたものしかない。
逆に言うとそうじゃないとぼくは続けることができない。
「日々の当たり前」になってきている。
“やらないと気持ち悪い”とかでもない。
たまに忘れることがあってもいいし、お休みすることがあっても、それも普通のこと。
たまに時間がなくて朝ご飯を食べ損ねたりすることと同じように。
そんな毎日を淡々と送っています。
たのしいです。
それにしても、いつまで経っても「世間」というのは騒がしいですね。
誰かが誰かを貶めたり、否定したり、マウンティングしたりしている。
マウンティングって聞いたとき、猿の話かと思いましたもん、最初。
(それも猿に失礼)
まさに「どんぐりならぬ“ひと”の背比べ」です。こういうことを言うんだなと思いました。
誰かを否定したりすること
たとえ、それが誰の目にとっても明らかである場合であっても、誰かのことを「間違いだ」と断罪しているその瞬間、もはやそこには、その対象とその周囲に対する「想像力」は微塵にもないから。
もうちょっとだけ、自分の方にそのことを引きつけてから、その本質を捉えるという「胆力」が足りていないんだと思います。
そんなことを静かに思っています。
誰にも言わないけど。
「高さ」ではなく「深さ」が大事
別に「競争を無意味だ」なんて言うつもりはありません。
(新卒で入った)証券会社にいるときに感じたんですが、世界には上には上がずっといて、そこの“差”に執着している限りは、心の平穏は訪れないということ。
お客さんにお金持ちがいすぎたので、その人たちも悩みを抱えていたから、お金はもうどこまでいっても“道具”でしかないんだな、ともこの時期思いました。
周りが上を向いてより高みを生きようと頑張っている間、自分は地中深くに地面を掘って潜りたいなと思っています。
そして、地中深くに自分だけの“根っこ”を張って、どんなことがあっても揺らがない心の幹を育てたいなと思う。
深く潜っていけば、周りのことよりも自分の鼻先や目先の方に集中するしかないから、人と比べてあくせくすることもないんです。
「深さ」とは、そういう意味。
少し話を戻しますね。
「読書」をしたり「映画」を観たりして、誰かの創った新たな世界に触れる。アニメでもマンガでもよいのだけど。
そうしてそこで得た「感情の動き」や「ぼんやりとした着想」をこそ自分。
それを、しっかりと追いかける時間を持つ。
そうした「深み」のある人生を送りたい。
周囲の評価や、SNSの世界からちょっと距離を置く。
ふと冷静に世の中を見たり、街を歩いて眺めたり、ラジオから流れる声や話を聴いたりしていると、本当にいろんな人の「息づかい」を感じ取れる。
それぞれが必死に自分のことを生きているリアル。
ちゃんとした“生身の人たち”と話をしたりしているうちに、じぶんが「なにを大事にしているのか」がよく見えたり、感じられるようになってきます。
同じゼロ地点から上に行くか、下に潜るか。
ぼくは高みではなく、深く潜ることを意識した毎日を送っていこうと思っています。
根を張る時期ですね、今は。
*
8月13日(木)
朝、妻と一緒に寝坊して7時過ぎに妻を起こす。
こういうときは焦らず自分の支度をしてもらうことにしている。コーヒーをしっかり淹れて手渡すのが、「気をつけていってらっしゃい」という朝の儀式だ。
その後、noteをアップ。
娘のお弁当はそこからなんとか詰めた。
自分で漬けた梅シロップを牛乳で割って、その中に梅干しも入れたものを飲む。
梅干しははちみつ漬けのもので甘めのものだけど、毎朝つまむようにしている。
見た目は牛乳、以上!って感じ笑
娘を幼稚園に送り、自分も出社。
時間は11時近くになったけど、フレックスなので何も問題なし。
仕事は特に問題なく、淡々とこなす。
今は、展示会のサイトを一つ作っていて作業系が中心。
お昼は、本当は人と行きたいところだけど、外をふらふらと散歩もしたいので、陽の光を浴びてから、ガーデンプレイスの外のイタリアンへ。ここのサラダとパスタは結構おいしい。
午後も滞りなく。
今週は休み明けでもっとくたびれるかと思ったけど適度に休みつつやっているから体力的には問題なし。
自分のためにも、ペース配分大事。
19時前には退社。
帰りにどうしてもビールが飲みたくなったので、前に家族で行った江古田の小さなお店にふらっと立ち寄って、「揚げナスとフムスのタルト」とデイドリームの生ビール小を飲む。
ほんの20分くらいだけどいい時間。
タルトがもう一つ残っていたので妻にお土産に買って帰る。
帰宅してから、妻の夕飯を。
手羽元の甘煮。お酢で煮込むのだけどこれがまたおいしい。豆腐とわかめの味噌汁とご飯とともに。
その後は、読みかけの小説を読む。
ラジオを聴きながら、お風呂に入り、寝る支度。
本当はこの前後でコーヒーをゆっくり一杯飲みたいところだけど、眠りに影響するのでここは我慢する。
娘を寝付かせている間に自分も寝落ち。
気づいたら朝!の巻でした。
ふふふ、いい時間過ごしていますよ。
ぼくも誰かの応援をしようと思います!