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グッとnote。(2019年から)

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自分が読んでグッときたnoteを綴るマガジン。こころを元気にしたり、何かのヒントになるかも。10個以上「スキ」がついた自分のnoteも綴じます。なんというか“GOODなnote”
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#SNS

「表に出てこないコミュニケーションもありますよ」という話

去年の2020年から自分の中でテーマにしていたことがあって、それは「コミュニケーションについて」なのです。 やっぱり去年からコロナという社会現象が起きて、それで「実際に人の顔を見て話す」という交流が中断されて、コミュニケーションがますますネットとかSNSを中心になされるようになりました。 なんかそれはすごく合理的なことだとも思ったのです。たとえば、今の時点で僕も何人かの知り合いとかがいて、直接LINEで「元気ですか?」と送ることもできます。でも、それってちょっとはばかれる

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自分の口から言葉を出す大切さについて

皆さんは人前で話すことが得意だったりしますか? 人前で話すといっても色々な形態があって、たとえばみんなの前でプレゼンをするのもそうだし、会議の時に「あのー、私の意見も言ってよろしいでしょうか?」と発言するのもそうだし、あと、仲間内で集まっている時に「私行ってみたいお店があるんだけど」と口火を切るのもそうです。 人前で何かを発言するということは、その場の空気を変える可能性が常にあります。 たとえば、「私、行ってみたいお店があるんだけど」という発言も、その後に「なんかね、お

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「アフターSNS」の日々には、と7月6日の日記

昨日は、こんなつぶやきをしました。 一年前、ちょっと思い立ったことがあり、フェイスブックを退会したんですね。今でも、フェイスブックなしの生活で困ったことは一つもありません。 この「思い立った」というのは、何か嫌がらせを受けたとか、トラブルがあったというよりも、単純に「時間」について考えたことがあったんですね。 仕事でも、SNSをずっと使ってきていたので、本当に仲の良いお友達であっても、仕事で一回会ったきりの人も、同じ「タイムライン」という場所に当たり前に流れてくるという

パーフェクトな環境はどれだけ待っても来ない、と6月17日の日記

なかなか、「完璧な状態」って来ないですよね。 仕事や交友関係、家庭や育児、家の中のことにしても全部。 これって、「ここはこうなってほしい」という欲があるからなんだそうで、そりゃそうだよな、とこの本を読んで思いました。 じゃあ、どうすればよいのかというと、「欲」と、そこが満たされないことによる「怒り」と、人間の一番得意な「妄想」という3大煩悩についてアプローチしていくのがよいそう。 ひとつひとつ見ていきますね。 「欲」は「承認欲」とも言い換えられます。現代では特にそう

差別のこと

twitterは苦手です。 昨今の忙しない状況になってから、リアルタイムでスピーディな情報を欲しくて、初めてtwitterを日常的にチェックするようになったのですが、本当にたくさんの情報(情報というか、意見というか、意思というか…)が次から次へと止めどなく、文字通り流れてくるんですね。 情報だけでなく、時間にも流され、自分自身さえ流されて見失いそうになります。 でもそんな中でもtwitterだからこそ知り得たこともあるので、やはりとても便利で貴重なツールであることを思い知

こんな時の情報受発信のお作法

感染症の話で持ちきりでアレなんですけど、不安が先行してちょっと震災の時みたいになりつつあるのでここで一回深呼吸〜!!! はい、落ち着きましょう。 人間は不安な時に「きっとこの不安は当たっているのでは...?」と思いながら情報を調べるとですね、不安が正解になっている情報を摂取しちゃうバイアスがあります。 で、脳は不安な情報を見つけると「思った通りじゃん!」と嬉しくなっちゃうんですね。不安を肯定する情報が報酬になっちゃう。生まれついて人間みんなバグってます。 そうしてSN

その投げた石は、未来の自分に当たるかも

SNSを見ていると、結構な数の批判や誹謗中傷を目にしたりする。そして、時にタイムラインに流れてくる誰かの発言に対して、自分でも「それは違うのでは?」とか「それはダメだよね」と言いたくなったりする。 でも、SNSがない時代でも、似たような問題はあったんだと思う。 マウンティングしかり、陰口しかり、今まで週刊誌がバカ売れしてワイドショーがめっちゃ視聴率をとっていたのは、きっとそういう娯楽が根本的に大好きだってことなんだろう。 そして、そんな大好きな娯楽が、SNSでもっとバラ

褒めあう文化をぬるま湯にしない為に

noteはいつも褒めてくれる。投稿しても褒めてくれるし、誰かにスキをつけても褒めてくれる。そのうち1文字書いただけや、ログインしただけでも褒めてくれるようになるんじゃないだろうか。 noteの中の書いている人も、読んでくれる人も、褒めてくれる人が多い。 ほとんど石は飛んでこない。変な広告も出ない。スパムアカウントもすぐにいなくなる。きわめて心理的安全性の担保された、快適な空間。 ここでは真っ白なキャンバスに、思いの丈を思いっきり綴れるように設計されている。 僕は基本的

価値とは何か?交換価値と消費価値

先日ちょっと書いたのだけれど、ここ最近「価値」とは何なのか?をよく考えています。歴史や経済の成り立ちを調べていて、どうもお金っていうものは価値を交換するために生まれた道具らしいぞ...というところが気になりだした発端です。 価値っていうと、何でしょうかね?お金ですか?お金そのものは、ぶっちゃけるとただの紙切れと金属の丸い板ですよね? あれって、要するに持ち運びやすくて腐らなくてコピーしづらければ何だっていいワケで、お金とはつまるところそれに価値があるとみんなが信じるから成

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SNSはなぜ「疲れる」のか

気づけば秋風吹く10月。8月ころ「今年の夏はたくさん文章書くぞー!」と意気込んだものの、仕事に追われ、花火に追われ、期末テストと採点に追われ、気がつけば新学期再開で再び仕事に追われ。フリーランス兼大学教員というのは、よほど上手く回さない限りやっぱりどこか無理があるんだなと実感している今日このごろです。 空いている時間も無いことはなかったのだけど、その空き時間はだいたいリオレウスを延々狩ったり、メタスラの剣を手に入れるために歩き回ったり、深夜枠でワンス・アポン・ア・タイム・イ

SNS時代のメディアの形をつくりたい。 コンテンツスタジオ「cocorone STUDIO」はじめます!

「人々のライフスタイルを豊かにしたい」 10年前に描いていた夢は、cocorone編集部に入って叶った。 夢が叶ってしまったから、しばらくは今後のビジョンとか、考えすぎず流れに身を任せて生きてみよう〜。 と思っていた最近ですが、この数ヶ月で次にやりたいことが見えてきたので、私とcocoroneのこれからのお話をさせてください。 🌿🌿🌿 「インスタメディア」としてスタートした『cocorone』『cocorone』は、この10月で2年を迎えます。インスタメディアとして

毎日更新の向き不向き

僕は毎日noteを書いているし、毎日更新派です。 理由は今までも色々書いてきたけれど、いちばん大きいのはリズムが崩れると書けなくなる=放置プレイの読む専門になるのが目に見えてるから。 でも、毎日更新ってほんと向き不向きがあるから、みんながみんな毎日更新がベストアンサーではないと思うんですよ。 たとえば、一つのテーマに対してじっくり推敲しながら書くのが得意な人もいれば、思いついて気分の乗った時にばぁーっと書くのがいい人もいる。 これはもう、人それぞれです。自分が書いてい

心が病気を乗り越える「闘病アカウント」という場。

私はInstagramをしています。 病気が発覚してから元々持っていたアカウントは一旦休止して、別のアカウントを作り直しました。 いわゆる「闘病アカウント」です。 闘病アカウントでは、同じようにがんと戦ういろいろな方と繋がっています。 多くの方が自分のプロフィール欄に「がん闘病中です」や「○年に手術、△年から抗がん剤治療を開始しました」など、詳細に自身の症状や治療経過を綴られています。 同世代や、同じタイプのがん患者の方を見つけると(インスタでは似たような環境の方が、タイム

SNSでつながる度に自信を無くしていた私は、シリコンバレーで”直接会う”ためのアプリで起業する

こんにちは、近藤那央です。去年学部を卒業してから、もう丸一年です。そして、シリコンバレーに移住して8ヶ月がたちました。 学部を卒業してそのまま就職せずに渡米したので、色々と不安があったり思うようにいかない自分や、活躍している友人と比べて落ち込むところもありましたが これは見落とされている!と思った問題と、自分がこれで世界をよくしてやる!と思えるアイディアを見つけました。 Facebookの次の時代の、新しいインターネットを使ったコミュニケーションを作るアプリ、nocno