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聖戦、再戦。

9/24。

4:51起床。

天気は雨。


上に貼ったリンクは、昨日投稿したエッセイです。ぼくが新人賞に長編小説を応募するきっかけについて触れています。だいぶ熱の入ったものになったので、ご一読いただけると幸いです。よしなに。


そんなぼくは、3日前に原稿(2回目)を書き上げてから、昨日、一昨日とソレに手を付けていませんでした。


決して、サボっていたわけではありません。一度距離を置いた方がいいと思いまして。書き上げてすぐは、テンションがおかしいことになっていましたからね。そして、テンションがいい塩梅になってきたので、本日から推敲作業に入ります。


「一度距離を置いた」とはいいましたが(実際、作業はしていませんでしたが)、やはり頭の中は作品のことでいっぱいらしく、町中をうろうろしたり、うちで横になったりしていても、「あれをこうしたいな」というアイデアは、時や場所を選ばず顔を出すので、その度にメモはしていました。


たぶんこれは、作品から離れていたので出来たことだと思います。執筆作業中は、視野狭窄になっていますからね。その視野を広げるために、原稿から顔を上げることが、そのときのぼくには必要だったんです。


おかげで、この2日間で色んなアイデアが浮かびました。これらのアイデアはきっと、他のアイデアも引き連れてくれるでしょう。そうなることを願っています。


結局のところ、作品が完成するまでは、いくら距離を置いてみても、ソレはぼくから付かず離れずなのですね。まったく、憎らしいのにかわいいやつめ。まあ、だからこそ向き合えるのでしょう。作品を仕上げることは痛みを伴うけど、憎いばかりでは触れることすら出来ませんから。


もっと、もっと良いものにするために。


本日から始める推敲作業は、より自分の才能の限界を知る作業でもあるかもしれません。執筆作業中も、それを知る度志が何度も折れかけましたが、今後はさらにその頻度が増えそうです。


けれどぼくは、もう引き返せないところまで来ています。引き返す気も毛頭ありません。なぜなら、ぼくは覚悟を決めているからです。この作品を武器として磨き上げ、現実と戦うと決めたからです。


ぼくは、今日も戦っています。

聖戦(『十』収録)/女王蜂(2019年)





「僕だけが、鳴いている」


これは、
ぼくと、ドッペルゲンガーのドッペルさんの話。


連載中。


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