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サンダー、サイダー、サバイバー。まっとうに生きるって、大変だ。
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2021年5月の記事一覧

自分が自分じゃなくなることが怖い。(もしくは、5月の終わりに。)

5月が終わる。ぼくは、まだ眠い。変わらない日々。変わらないぼく。平穏に生きたいのに、時々…

相地
2年前
1

蓋の上に座って、それでも幸せになりたい。

「これを選んでくれたのね」 「?」 「この本、私が一番好きな本なのよ」 「そうなんですか…

相地
2年前
3

日がな一日眠い話。(もしくは、カフェインの効能)

日がな一日、眠い日が続いている。今朝も、ずいぶんと眠い。眠くても、日記なり小説なり、多少…

相地
2年前
4

焦燥感より安心感が勝った日。

長い長い夢を見た。大半は忘れてしまったんだけど、尺が長かったことだけ覚えている。(たぶん…

相地
2年前
2

梅雨の活性化、ぼくの不活性化

また降っている。「梅雨、終わったんだな」となぜか思っていた自分。雨の日に聴きたい曲を選曲…

相地
2年前
3

「温かいって、すばらしいね」(今朝は、ハチミツ湯)

頭の奥で、ずきんずきんと音が鳴る。わかりやすい頭痛に、さっさと薬を飲んでしまおうと思った…

相地
2年前
1

「周りの人と同じじゃない。『人間そっくり』なのは、ぼくだ」

文庫本のカバーの折り返しに、著者プロフィールがあって。昨日、一年ぶりに買った小説――安部公房は、ぼくが生まれた年に亡くなっている。「だから何?」と言われれば、それまでなんだけど。なぜか、ものすごく気にする自分がいるのだった。 まず社交家という柄じゃないな。むしろ、ひとりよがりで、猜疑心が強くて、淋しがりやのくせに、エゴイストというタイプじゃないのかな。 ――安部公房『人間そっくり』より引用 それにしても、久しぶりに読んだ。安部公房。今まで読んだことがあるのは、『砂の女』

ぼくの幸せは、目を逸らすことで成り立っている。

昨日ぶつけた肩が、まだ痛む。熱中症(軽)になって、アパートに帰ったとき、躓いて、つい。熱…

相地
2年前
7

「神さまが、人類を半分に減らすとします。あなたは、自分が生き残ると思いますか?」

空気が、少しだけ冷たい。眠いのか、眠くないのか。そんなこともわからないぼくには、丁度いい…

相地
2年前
5

白湯が酸っぱい話

白湯が酸っぱい。「ただのお湯に酸いも甘いもあるかい」いや、あるんですよ。「ただのお湯」で…

相地
2年前
8

必要とされなくても、ぼくは書き続ける。

気を失うように眠った。らしい。眠る前のことを、まったく覚えていない。ので、パートナーに訊…

相地
2年前
4

ぼくの頼りない祈りは、どこまで届くだろう。

22時就寝、5時起床。で、一度も目が覚めなかった。人によっては当たり前で、ぼくにとってはも…

相地
2年前
4

甘いのも甘くないのも、(今朝は、ミルクティー)

――ポットの紅茶って、難しいんだ。 ――難しい? ――あれ、大体2杯分入ってるでしょ? …

相地
2年前
1

眠りたいだけなのに、どうして?

また、目が覚めてしまった。隣人がうるさい。文句を言おうにも、インターフォンを鳴らしても出てこない。昨日も苦情を出したからか。冷静じゃないぼくは、白紙に赤ペンで文句を書き付けて、郵便受けに突っ込んでおいた。どうにでもなれ。「頭がおかしい」とでも、何とでも言え。こっちは何度も罵られてきたんだ。 動悸がする。けれど、頭は多少すっきりした。頭の中をぶちまけたからか。気付けば4時。何で。こんなことがしたかったわけじゃないのに。何かが解決しては、また別の何かに邪魔をされて。ぼくはただ、