見出し画像

感想戦ってやめたほうがいい? 〜ポケカ 対戦後の会話〜

こんばんは。福島県会津地方でポケモンカードを楽しんでいるじーぴーと申します。ポケカの対戦を本格的にはじめたのは2019年春ぐらい、まだキャリアは浅く、地元のジムバトルやトレーナーズリーグにでているくらいです。イベントオーガナイザーとしては、初心者向け交流会イベント、中・上級者向けの自主大会も企画運営しています。

先日知り合いと話していたときに「対戦後の相手との会話でトラブルになることがある」という話題になりました。その後、自分の行動を振り返って考えてみたら、これまでいろいろと失礼なことをしてたな・・・と反省したので、noteにまとめつつ、これからの自分の行動を考えてみたいと思います。

自分の振り返り

弱くてなかなか勝てなかった頃、交流会的なイベントにて。たまたま相性的にこちら有利で勝てた私。結構大きな声で

「やったー勝てたー!」

こどもならまだしも、40にもなるおっさんなのに。この時の私は相手の気持ちを考えることができていなくて、いま考えると相手の方に失礼(文字通り礼を失う)だったなぁと思います。

しばらくたった別の大会で。自分が勝った後に

「このデッキには○○入ってないんですか?」

この時は純粋に自分が○○使われたらキツかったなぁということで質問したんだけど、捉えられ方によっては煽りになるなぁと振り返りました。

これだけじゃなくて、もっと振り返ればいろいろあるなぁ・・・
とはいえ、対戦後に相手と何もしゃべらないのも気まずいし、せっかくのご縁だから知り合いになれたらなぁ、と私は思うのです。

画像1

他の分野ではどうなの?

TCGと同様に対戦をするものとして、テーブルゲーム(将棋、囲碁etc)、各種スポーツがあると思います。

もともと「感想戦」ということばは将棋用語らしく(wikipedia参照)、将棋では行われることが通例で、囲碁の世界でも頻繁に行われるようです。勝者と敗者が対局を振り返り、より良い手、より良い考え方を探求し続ける、という文化があるようで、プロ棋士などは感想戦に何時間もかけることもあるそうです。対局中に気が付かなかったポイントを指摘されたり、自分が候補として考えた他の手を指したらどうなるかを相手とともにシュミレーションするなど、より強くなるために役立つプロセスになると思います。

スポーツでは、試合後に勝者と敗者が顔を合わせて試合を振り返る、というケースはあまり見かけません。マスコミなどで注目される試合であれば、それぞれにインタビューされることはあると思います。勝者側のコメントは相手の実力を讃えつつ、自分のプレイの良かったところ相手のプレイでつらかったところ(キーポイント)を話していることが多いように思います。敗者側自分のプレイの良かったところ、相手を有利にさせたポイントを話している感じでしょうか。

ポケカに戻ると、とくに文化や風習もないのでそれぞれがやりたいようにやればいいと思うのですが、私としては対戦者側から見た意見を聞かせてもらえると自分も上達しやすくなるので、可能な範囲で対戦後には話させてほしいなと思っています。

画像2

じゃぁ自分はどうしようか

まず、相手への敬意を忘れない。相手はその方なりの考えでデッキを構築し、この時間、自分の相手をしてくれた。勝ったときも負けたときも、謙虚に相手を讃えたい。何よりもまずは「よろしくおねがいします」「ありがとうございました」と。

どんな言葉でも関係性によって親しみを感じることもあれば煽りに感じることもある、ということにも気をつけたい。自分が勝者であれば、同じ言葉も敗者にとっては煽りに感じやすくなる。敗者であったとしても相手のデッキ・プレイへのコメントは煽りに受け取られることがある。ゲームだからルール上問題なければ相手が嫌がるプレイイングをするのはもちろんOKなのだが、試合後の言葉で相手が嫌がっていた感情を逆なでしないよう気をつけたい。

そして、相手の希望を尊重したい。私みたいな話したい人ばかりではなく、話したくない人もいるというところにも注意したい。「交流会」であればむしろ「あーだったこうだった」と話しやすい雰囲気だろうが、「大会」となるとあえて相手に情報を提供する必要もないと考える人もいるだろうし、話をするより自分が勝つためにどうしたらいいかを考えたいと思う人もいるだろう。

具体的に自分はどうしようか。

あまり面識のない相手だったら、まず相手に聞いてみようと思う。

『今の試合について少しお話ししてもいいですか?』

相手は自分のデッキの確認したいかもしれないし、負けた悔しさを自分の中で消化しようとしてるかもしれないし、次に向けて気持ちの切り替えしているかもしれない。まずは相手が話してもいいと思っているか聞いてみたい。「いや、今は(いいっす)」と言われたら「わかりました。ありがとうございました。」とお礼を伝えて終わりにしようと思う。

話してもいいよ、と言ってもらったら、自分を主語にして話をしてみようと思う。例えば、自分はここが辛かったという話はどうだろう。特に相手のプレイイングで辛かったところがあれば、それは相手にとっては好手だったわけで、どんな思考プロセスでそうなったのかを話してもらえるとこちらとしても参考にできる。相手が乗ってきてくれたら、こちらがうまくプレイできたところの話とか、相手が辛かったところの話とかも広げられたらなと思う。

試合の話をしないほうが良さそうな「大会」だったら、『いま少しお話してもいいですか?』と聞いて、相手の了承をもらえたら改めて自己紹介をしてみようと思う。そして『いつもどのあたりでやってるんですか?』とか相手が話しやすそうな話題を振ってみたりできたらなぁ。

まとめ

まとめと書いたものの、具体的にどうしたらいいかまだ考えてます。でも、自分の言動で対戦相手を不愉快にさせるのはカッコ悪いという私の価値観は変わらないと思うので、いろんな意見教えてもらえるとうれしいです。

長文読んでいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?