見出し画像

NHKキャスター・リポーター試験の倍率を知っていますか?

こんにちは!

元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。

日々、多くのアナウンサー希望者と接していて、よく相談を受けることがあります。

本命の局がある方からの質問で
「本命の局の前に受けたNHKで、もし内定したら辞退はできないですよね?」
というものです。

この質問をする方、多いです。
私はこの質問を受けると疑問に思います。

「そうそう簡単に内定すると思っているのだろうか?」と。 

NHKキャスター・リポーター試験は毎年採用がありますが、あくまでも「欠員補充」であり、採用人数は基本的に1局1人です。

総入れ替えや数人が退局となった場合を除いては複数名の採用はありません。 

大きな局であれば数百人、小さい局でも数十人の応募があります。

そして、一次審査の書類で20人前後に絞られます。
局によっては10人前後まで絞られるところもあります。 

書類審査の後は一発勝負の面接・実技試験です。
ここで最後の一人に選ばれなくてはならないのです。 

そんなに甘い世界ではありません。

本命の前に内定したら」などと心配する必要はないのです。

本命の前にも練習と思って受験する。
その姿勢が大切です。
なぜなら、面接は場数を踏むことが必要だから。

場数を踏むことによって、面接独特の雰囲気にも慣れてきますし、同じような質問をされた場合は答えをブラッシュアップすることができます。


あなたは最後の一人に選ばれる自信、ありますか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?