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人生で一番後悔した日

こんにちは。藍澤誠です。

2020年6月10日、息子ハルキ普通に朝練に行く途中のことでした。私にとっては仕事前、ハルキにとっては勉強前の、1時間~2時間のトレーニング。ここ3か月くらい、ずっとルーティーンにしていた行動です。

東京は翌日から梅雨入りが予想され、朝練もおそらく今日が最後orよくてあと1回。来週からは、ようやく待ち望んでいたチームでのサッカーの練習が再開されるといった状況です。

そんな100日くらい続けてきた朝のルーティーンワークだったのですが、いつもと違った点が2つありました。1つ目はランニングor徒歩ではなく、自転車で行ったこと。

私の自転車が壊れたままで、ここ半年くらいはまったく自転車に乗っていなかったのですが、「物がマイナスの状態で放置されているのはイヤだな」と急に思い直し、つい先日、修理して乗れる状態にしたばかりでした。自転車があるとすごく便利かつ時間の節約になると改めて気づき、今度から朝練は自転車にしよう、と方針を変えたのです。

そして・・・もう1つ違ったのは私の親としてのスタンス。

自転車の隊列は、私が前、ハルキが後ろでした。
これはハルキが自転車に乗れるようになってから基本的にずっとこの形でした。スピードを上げる場所と落とす場所のちがいの確認、見通しの悪いコーナーでの注意の払い方などを、私が前の位置で示してきました。何年も何年も。

公園の入り口がすぐそこに見えています。
自転車の場合、車道から歩道に上がらないと入れないのですが、そこには小さな段差があり、少しだけ慎重にならなくてはいけません。このタイミング――いつもなら「危ないから注意してね」と100%の確率で息子に声をかけます。ところがこの日は声をかけませんでした。

というのも、その前日に

「自分は最近細かいことを言いすぎてるな」

と反省したからです。

ここ3か月、1日10時間くらい、息子と二人で仕事場にて、いろいろな作業していたのですが、仕事場の階段を何度も通っているのに「その階段気をつけてね」とか私はいちいち言うし、飲み終わったペットボトルについても「それを片付けるんだったら、他についでに片づけるものないか見てよ」とか、「前に時間測りながらやるって決めたよね」とか、作業するにあたって、何かと小言めいた発言を続けていました。

それを指摘され、自分でもたしかにそうだと納得して「小言を言うのは」やめようと思ったのです。

で、その公園前の段差についても、自分が先にその段差にさしかかったとき「ここ危ないから気をつけてね」と言いかけました。

でもその瞬間「こんなこと言わなくてもわかるか」「こういうところがうるさいんだよな」と思い直し、言うのをやめてしまったんです。

そして1秒か2秒後・・・

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