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きょうだい児の大学生生きてます。そしてたらたらつらつら書いてきます。3

お久しぶりです。大学3年生のため就活なるものが始まっています。なんとも非人間的な活動だなと思うばかりです。

私事ではございますが、祖父が他界しました。そこでなんと自閉症の兄が本当に泣いていました。普通の悲しみ方をしていたのです。どうしようもなくコントロールできなく、咽び泣くあの感じ。今まではそんなこともなく、今回のお葬式前の準備期間などでは、親の教育から「悲しいね」「おじいちゃん元気でね」などと空気を読んだ発言、場にそぐう発言はしていました。しかし言い方は平常時と変わらず、なんというか演技臭い、心からではないような気さえしてしまう(これは本人のみぞ知る)ようなものだった。式中に涙を流していたときは、祖父との別れの悲しみより、兄が心から悲しんでることがわかって、安心して、嬉しくて、感動して泣いた。母がいうには、治験を受けてからところどころ変化がみられているとのこと。その治験はプラシーボと本来のテストの薬を混ぜてるので本当にそれが原因かはわからないが、医学の進歩だと信じ、感謝したい。

プラネテスという私の好きな漫画に、障害のあるあーちゃんの親が登場するのですが、その人の「この子の目にこの宇宙はどうな風に見えてるのかな」という台詞が思い出された。
いつも、体を揺らして何かを喋っている。その時その時何を思っているんだろう。感情は吐き出せているのかな。辛くないかな。楽しいのかな。

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