「ヴァイオリン、難しいんですよ。」
わたしは言った。
「でも難しいから続けられるんじゃないですか?」
そう返ってきた。
「難しいから楽しくて続くんですよ。」
続いたその言葉に、とても納得した。
“あー難しい、やんなっちゃう”
なんて思うことは日常茶飯事で、
ヴァイオリンなんて存在しなければいいのになんて思っちゃったこともあるのに、
なぜかずっと続けてしまうこの感じ。
難しくて楽しいんだな、
届かないからずっと追いかけちゃうんだけど、
それがわたしは楽しいんだな。
そんな存在が居てくれることに嬉しくなったしヴァイオリンに感謝したくなった。
そんな春。
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