【ブログ】OT:単なる遊びではない

おはようございます。昨日転職してから3回目の勤務を終えました。
訳あって、4月は週2.5日の勤務状態。だが、それで良かった(笑)

子どもに対する作業療法は、めちゃくちゃハードタイプだった…!

予想はできていたけど、それ以上にもっともっと複雑で頭の回転の速さと柔らかさが同時に求められる。
頭パンク。分からん。目から入る情報も思考も体の動きも全て追いつかん。


私は今まで脳神経外科専門の急性期病院と、高齢者の通所デイケアサービスで勤務した経験がある。
身体障害者領域・老年期領域と、比べ物にならないくらい小児領域の作業療法は難しい!!!!!

今まで経験した領域のリハビリは、「できていたことができなくなったことに対するリハビリ」「前の状態を取り戻すリハビリ」「今の状態をしっかり維持するリハビリ」というように過去を振り返りながら、今と少し未来に的を絞ってアプローチしていた。
もちろん的を絞りすぎると全体が見れなくなって、体は良くなったけど今後の暮らしはどうするかとか、結局生活動作の達成でいっぱいで趣味はできないとかが起こるから注意だけど。

それに比べ、子どもの領域のリハビリは「今、またこれから困る活動に対するリハビリ」「運動機能や生活動作だけでなく、これから経験する社会に対応するスキルのリハビリ」など、常に少し未来と社会を見越したアプローチが必要なのだ!!!
(経験3日間しかない実習生よりも知識低レベルな奴が話しています、先輩OTさんこの表現はあってますか?ガクブル)))


子どもたちは、今まで私がリハビリでやっていたような過去の動作を振り返って取り戻すことができない。大きな枠組みの言い方になるけど、経験が少ない子どもたちは失敗をしたことがないから、やったことが正しいのか間違いなのか、立ち止まることなくどんどん突き進んでいく。

先生たちはその子どもたちの成長よりも先に、もしくはほぼ同時くらいにexcellentな刺激や声掛けを入れて、失敗しないように自分で気付けるように、丁寧にアプローチをしかけるのだ!!!



とくに遊びに溶け込ませたアプローチでは、もう頭が限界突破!!

遊びの作業療法では、①子どもの身体能力に合った内容、②こちらが引き出したい能力や感覚に寄せた内容、③子どもが興味を持つ内容、これが一つに揃った遊びをしないといけない

しかも、これ、さっき言ったように「子どもたちよりも先に、もしくはほぼ同時くらいに」やらないといけないわけ!!!


子ども領域の作業療法士さん、その他のリハビリさん、保育士さん、支援員さん、そして親御さん・・・・・・

無条件に尊敬しています!!!いつもお疲れ様です!!!!!



昨日はそんなことに気付いた日でした。
ほんとにやっていけるのか、、、、

初出勤後から、左の目元が痙攣するようになったの(笑)
一応ネットで調べたら「疲労やストレス」と書かれてて、まあ納得。
子どもたちは動きが早いから、反応を見逃すまいと目を酷使しているからね(笑)


子どもたちにいろんなことを教わる日々です。

とにかく、まだまだがんばりますよ。
作業療法しながら一緒に遊べる日が来るまで、毎日勉強です!



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