売掛金管理の具体的方法

こんにちは!AIトラベルの藤本です。
前回は売掛金管理の重要性を書かせていただきました。今回は具体的な管理方法について書かせていただきたいと思います。

与信管理

新規取引先と商談する際、実際どの程度の規模の取引をすべきでしょうか?営業サイドからしたら、売れるもんは全部売っとけ!っていう気概ですが、バックオフィスサイドは「掛け取引をしたら、ちゃんと回収できる資金力のある会社なのだろうか?」というところを精査しなければいけません。いったい何で調べたらよいのでしょうか?

そんな時に役立つのが信用調査会社です。
帝国データバンクや東京商工リサーチやリスクモンスターですね。様々な観点から企業情報を分析し、スコア化したデータを提供してくれます。そうするとこのスコアであれば、どの程度の与信を与える=いくらまで取引してOKというのを決められます。

また、与信が水準に達していなくても、先に入金してもらった後商品・サービスを届けて(Cash on Delivery)実績を作ってから、掛け取引を開始するという手もあります。

売掛金残高管理

そして実際に取引が始まって、掛け取引されるようになると売掛金が計上されます。そこで大事になるのが売掛金の残高管理です。つまり、計上された金額が適切に消し込めているのか、という管理を行う必要があります。これを行わないと、売掛金/売上高の仕訳が適切に切られているのか、入金遅延がないか、などのチェックが行えません。

これを行わないと債権がきちんと入金されるかわからないので、資金繰りも適切に行えないですし、財務諸表の健全性が担保できないです。具体的な残高管理の方法は私が以前個人ブログで書いているので、こちらを参照いただけると嬉しいです。

最後に

いかがだったでしょうか?地味な作業ですが、これを行わずして現在・将来のキャッシュフローの把握は困難です。ぜひ、第一歩として売掛金をコントロールしていきましょう!




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