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海外旅行から帰国し、なんだかやる気が出ない時の対処法3つ

かくいう私が、その張本人なのである。
何もかもが眩しく、カラフルに輝いて見えた6月のコペンハーゲンから帰国。

私を待ち受けていたのは
どんよりとした灰色の曇天、
だらんと力なく垂れ下がった育てている植物の葉、
そして
なんて事はない、当たり前の日常。
仕事場からの連絡。

ヨーロッパへ行く前は、むしろこれが当たり前だったはずなのに。
帰ってきたら、当たり前ではなくなっていた。

私は、ここで何をしているのだろう。
何のために、働いているのだろう。
なぜ、ここへいるのだろう。

なんとも思わなかったはずの事象に、疑問を抱かずにはいられなくなってしまったのだ。

こいつは困った。

なぜならば、そんなことをいちいち考えてしまっていては、後にも先にも進めなくなってしまうからである。

そんな、ヨーロッパ旅行帰りあるある症候群(ヨーロッパに限った話でもないとは思うが、あえて便宜上ヨーロッパとする。)の症状を改善、あるいは和らげる方法を、幾つか紹介する。

ぜひ、上記の症状に当てはまる方がいたら、試してほしい。

1. ヨーロッパ旅行について書かれたエッセイを読み回想に耽る

オススメは、伊丹十三さん作『ヨーロッパ退屈日記』。

読んだことがある方も多いのではないだろうか。
ヨーロッパにおける「あるある」を、なんとも軽快に、かつ気怠さを伴いつつ愉快に描いたエッセイである。

思わずクスッと笑ってしまうようなコラムがたくさん詰め込まれた作品。

そういえば旅行中、あんなことあったな、こんなことあったなと、想像してニヤニヤしてしまうこと必至。

ヨーロッパへ一度でもいったことのある方は、ぜひ手に取ってみることをオススメする。

2. ブログ記事などで自らの体験を発信する

ヨーロッパで、日本ではなかなか出会えないような鮮烈な経験をしたのであれば、ぜひとも見聞録としてアウトプットしてみてはいかがだろうか。

「旅行」というマーケットは、世界では4番目に大きなシェアを占めるマーケットであり、縮小する兆しはない。むしろ、拡大の一途を遂げている。

つまり、世界の人々が抱く旅行への関心は、高まり続ける一方であるといっても過言ではない。

無論、日本も例外ではない。
グローバル社会を生き抜く私たちnoteの読者は、常に世界と密接に関わっているわけであり、これからもその繋がりはどんどん濃くなっていく事は間違いない。

何が言いたいかと言うと、
あなたが実際に身をもって体感したその経験は、世界のマーケットが切に求めている情報そのものであり、ニーズしかないということだ。

きちんと発信すれば、必ず誰かが拾ってくれる。

誰かが、必ず読んでくれている。

世界は、あなたの経験を知りたがっている。

なんでもいいから、あなたが現地で見聞きしたことを、社会にアウトプットしてみてはいかがだろうか。

思わぬ出会いが待っているかもしれない。

3. 自分の立ち位置について考える

それでも気分が晴れなければ、(むしろ逆に考えてしまったら)、思い切って自分の置かれている状況について考えてみるというのも、ありかもしれない。

ヨーロッパ旅行が日常、現実から一歩退き、客観的に自分自身を見つめる機会になったのであれば。

将来にとっての、より良い選択肢の幅が広がるきっかけになるかもしれない。

このモヤモヤの原因はなんなのか、
何に満足していないのか、
理想は何なのか、
理想と現実のギャップを形成しているものは何なのか。

この機会に、ぜひともたくさんたくさん、自問自答してほしい。

私がまさに、その状況だからである。

改めて見つめてみることで、また新たな自分と出会えるかもしれない。

以上、
対処法と謳っていながら、まったく対処していないのはご容赦くださいな。

定期的に旅に出てみると、
自分の置かれている状況がマクロに見れておススメですよ。

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