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分岐点 2022 ~アルウィンの雰囲気~

『北の国から』風タイトルつけてみました。えっ知らない?
そうか最後の放送は2002年だったか…。

気が向いたのでまた書きます。

初のJ3リーグ参戦。34試合中17試合を無事終えました。
トップチームに関して現状をまとめるとこんな感じ(7/19時点)。

フロント・監督・コーチ・スタッフ・選手の皆さん奮闘してくれています。
観客動員の面では我々応援する者ももっと頑張らないといけませんね。

 成績:17戦11勝4分2敗 (目標2位以上)
 平均入場者数:7,963人(目標10,000人)
 クラブガンズ会員:(どこに載ってる?)人(目標10,000人)

アルウィンの平均入場観客数が1万人超となった2013年あたりから、アルウィンの雰囲気を上げるのも下げるのも、ファン・サポーター次第なんじゃないかな、と思うようになりました。プレーするのは選手だし、指示を与えるのはベンチだし、ホームゲームイベントもクラブ主導なんですけど、最終的に会場の雰囲気を決定づけるのはファン・サポーターなんじゃないかと。

ところで、景気とか気分とか雰囲気に使われる「気」を辞書で調べてみて、今回自分が言わんとしている意味に一番ヒットするのはこちら。

はっきり見えなくても、その場を包み、その場に漂うと感ぜられるもの。

英語で言えば、
 ×空気 air
 ◎雰囲気、気分 mood / feeling
 ○精神、魂 spirit
ですかね。

話を元に戻します(閑話休題)

ゴール決めたり勝利すれば会場は歓喜に包まれます。スタジアムの雰囲気も一気に盛り上がりますよね。これは良い結果を受けての雰囲気であって、自然と作り出せてしまうものです。みんながその結果が嬉しくて満足しているのですから。

(私が考える)究めて極めたい最高の雰囲気とは…どんな状況でも、例えば大差の劣勢であってもボコボコにやられていても、選手に後押しができるスタジアムの活気・熱量・推進力だったりします。もちろん…そんな試合見せられたらやってられねーよ!という意見に納得する自分もいます。

後押しとは、拍手でもあり、(今はできませんが)ブーイングでもあり、声援でもあり…ファン・サポーターが発する喜怒哀楽の全てが選手を後押しできるものだと確信しています。理想論かもしれませんが、それができることが(自分の中で)目指したい山雅らしさでもあります。

試合中、全てのプレーや出来事に対する我々のアクションが(現地にいてもいなくても)選手を一歩でも二歩でも動かすだけのポテンシャルを持っているんじゃないかと。

アルウィンで言えば、
 攻守の切り替え/リスタートを促す雰囲気
 ボールロストのため息から鼓舞に遷移させる雰囲気
 審判を勘違いさせジャッジを優位に導く雰囲気
など。

最近では、アタッキングサード(相手ゴール前)でボールを失ってカウンターされた際、戻る選手の足を動かしボールを遅らせる(カウンター不発)ことに成功した時のアルウィンの拍手が自然とできるスタジアムになっていますよね。これって選手の耳から無意識に入ってきていて脳みそがその声援を次の攻撃への原動力につなげているじゃないかと。

大いなる勘違いと言われるかもしれませんが、そのくらいの気持ちでサポートしたいんですよね。

食べるものが体を作るように「発する言葉」が「心」を作ります。「人を傷つけるネガティブな言葉」を「選手の潜在意識に働きかける言葉」に変えていく。それだけで、自分、そして周囲の人たちの気持ちをポジティブに変えていくことができるはずです。

アルウィンでの応援の雰囲気がガラッと変わった瞬間を思い出しましたので、最後に記しておきます。

2013シーズン最終節 ホームアルウィン 愛媛戦

J1昇格プレーオフの可能性は超他力本願(最終節前まで8位、勝利必須&上位がほぼ敗戦)で、消化試合と言われてもやむを得ない最終節。しかしこの日のアルウィンはピッチ練習から選手入場、試合90分間、すべての時間で最高のアルウィンの雰囲気を作り出していました。私の中で美化している部分もあるかもしれませんが、そうした雰囲気が変わったと思える瞬間をみなさんと一緒にこれからも作り出していきたいな、と。

試合前のピッチ内練習で、リズムの乗せた応援で選手を出迎える。今では当たり前になっている応援がスタート(たぶん)。ゴール裏としては翌年への想いを込めた導入だったかもしれません。

いよいよ今週末からJ3リーグ後半戦のスタートです。新たな気持ちで後半17試合の開幕戦を迎え、選手と共に闘う17試合にしたいですね。

それでは、また気が向いたら。
One Sou1

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