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元外資系IT企業の採用担当が語る、採用側からの視点〜CV書き方編〜

外資系CA日系CA外資系IT企業の採用担当外資系CAのKです👱‍♀️
ーCAの転職と言えば”秘書”や”受付”などが一般的ですが、”IT企業の人事”に就職したKについてさらりとお話しします。

以前、怪我をした時に1ヶ月間乗務が出来なくなりました。
CAは体が資本なので(緊急時に緊急脱出をリード出来ない状態判断が出来なくなる様でしたら、乗務は絶対に不可。)今後何かあった場合に仕事ができなくなるかもしれない。今後CAとして働けなくなったらどうしよう。と考え始めたことがきっかけでした。
航空業界を受験した時に、恥ずかしながら何社も落ちてしまい、夢を叶えるために苦しくもがいていた時期がありました。一年かけてやっと中東系航空会社のCAとして乗務することができ、自分の就職活動がなぜうまくいかなかったのか、何と無く気づくことができました。
それからいつかは、採用の現場で働きたいと密かに思い続け、結果外資系IT企業の人事部へ転職することとなりました。
(*転職後、やはり自分の居場所は航空業界だと感じ、また空の世界に戻ったわけではありますが…。いい経験となりました)

現在airjobの運営にあたり、採用担当としての経験が役立つのではないかなと感じたので就職活動をしているみなさまに色々とお伝えしたいと思います。

採用担当時の仕事内容は、
・履歴書、職務履歴書の選別
・転職サイトなどで優秀な人材のスカウト
・Candidate Call (電話スクリーニング)
・Hiring Managerへの候補者の提案
・面接時のご案内

① CVまたは就職サイトは分かりやすく、そして見やすく

採用担当として働いていた時に、1日に数十通〜多い時で50通ほどのCVをふるいにかけ、Hiring Managerと言われる採用マネジャーにできるだけいい候補者を繋げていました。

⑴条件がちゃんと合っているか
👉こちらが提示している条件は絶対条件ですので、それに当てはまっているか。
当てはまっていなくても少しでも可能性がありそうな候補者はマネジャーに繋げます。

⑵転職履歴・転職理由
👉転職理由を明記されているか、ポジティブな転職理由なら次に繋げられる可能性は高いです。
条件がとてもいい候補者で転職が多い場合、明記されていなければcandidate callまたは面接の場にて理由を確認し、会社にとって有益な候補者かどうか見極めます。

⑶パッと見て見やすい内容になっているか。
👉CVに関しては決まった形はないので、相手に見やすい様にフォント文字の大きさストラクチャー(文の構想)をしっかりと考えて書きましょう。


②志望理由、自己PRの内容で熱意を伝える

なぜその企業に応募したのかその企業にどんなスキルを提供できるのか、
面接官にぜひ一緒に働きたいと思わせることが大切です。

なりたい職種が決まっているからと言って、手当たり次第同じ様な当たり障りのない内容を書いてしまっては、見られずに終わることもあります。(中途採用でしたら、経験値やスキルが最も必要なので、魅力的な候補者にはむしろこちらから懇願して来ていただきたいと申し出る時もあります。)
明確な理由を書いてもっと踏み込んだ情報があればとても良いと思います。
会社はぜひここで働きたい、ここに入ってどんなことをやりたいまで明確な候補者を常に欲しがっています。ただ適当に応募していませんか?
書類審査で落ちてしまう方々は熱意や様々な情報が足りないかもしれません。
応募するときは応募する会社に自分をリンクさせてオリジナリティ溢れる内容を心掛けましょう。

まとめ

履歴書とは自分の経験を魅力的に伝える第一段階です。
この人に会ってみたい、採用担当がワクワクする様な内容をぜひ書いてください。
送付した履歴書を通して、面接中は色々と質問されることが多いので、何が来ても回答できる様に等身大の自分を書きましょう。(裏を返したら、自分が話しやすい方向に持っていける履歴書、CV、職務履歴書を作ることが一番いいと思います。)

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