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仕事でよく聞く言葉「なぜ」について考察してみた

こんにちは。

Airitech ビッグデータ・AI活用グループのニャン テッ ナイン(Nyan Htet Naing)です。

これまで、ElasticsearchとKibanaを含むデータ分析基盤の構築や、データ分析用プログラムの開発などしてきました。現在は、PythonAPIの開発のシステム設計と共に開発などもしています。

本記事では、社会人になってから、仕事でよく聞く言葉「なぜ」ついて、自分が感じたこと、経験などについて考察します。

本記事の目的

1. 社会人になってから、理解できたようなできなかったような言葉「なぜ」について、自分なりの意見を述べたいと思います。

2. あくまで感想ベースであることを、あらかじめご承知ください。

3. 今後、皆さんが「なぜ」について、考えるきっかけにしていただければと思います。

仕事でよく聞く言葉「なぜ」

「なぜ」という言葉は、次のような場面でよく聞かれます。

・業務でミスしたとき:失敗理由
・作業許可依頼の
とき:確認漏れ理由
・原因調査が足りない
とき:調査漏れ理由
・再発防止策の提案時
:再発防止の範囲

「なぜ」の意味

辞書には、次のような意味が書かれています。

・[副]理由・原因などを問うのに用いる。どうして。なにゆえ。どういうわけで。

例文:「空は何故青いの」「何故怒られたのかわからない」

「なぜ」の使い用途(どうして、何で)

もう少し詳しく調べると、次のような意味があることがわかりました。

・「どうして」には方法や経過・経緯の疑問も含まれるため、やや間接的であり、遠まわしに理由や原因を問うことができます。

・相手を責めたり追求したりせず、失敗の理由を知りたいというときには、「どうして」を使うことが多い。

・反対に、実験やビジネスの場で、失敗の理由や原因を明確に知りたいときには「なぜ」を使うことが多い。

参考リンク:https://kokugoryokuup.com/naze-doushite/

事例(過去の自分の経験)

◆リリース承認依頼でテスト結果のレビューの時、聞かれた「なぜ」

 ・私:バグ修正対応リリース承認依頼
 ・上司:実施すべきのケースがなかったので、テスト観点の確認で「なぜ」
 ・私:ソースの流れで不可能のケースである旨を説明
 ・上司:なぜ…?
 ・私:テストケース追加、追加テスト実施、運が悪くテスト不可能(別チームまで依頼する必要、違う上司から実施拒否)

◆最終的には追加テストせず、検証環境までリリース実施

未熟の自分では2回目の「なぜ」を聞いたとき、どう返答すべきかわかりませんでした。嘘はつけませんでした。

自分の中では、1回目に本当の理由・原因を説明したと思っていましたが、相手に納得してもらうことはできませんでした。

良い例えではないですが、彼女に誕生日のお祝いメッセージを忘れて送らなかったときの、2回目のなぜと同じ感じでした。

人によると思いますが、1回本当の理由・原因を説明している相手に対して、2回以上、原因や理由などを聞いても、返答内容に変わりはないと思います。

「なぜ」を今後も使い続けるべきか?

・仲良くする
お互い仲良くすることで、「なぜ」の出番が少なくなるかもしれません。万が一相手が、繰り返し「なぜ」を使ったとしても、話はスムーズにできると思います。

上記の事例の上司とは、普段はタバコ仲間でした。ただし、話をたくさんしていなかったので、2回目のなぜが理解できなかったかもしれません。

・「なぜなぜ分析」を使って成果を出している企業もあるが、人によって使い分けをするのが良い
「なぜなぜ分析」は本来、自分の成長のため、反省のために使うツールだと教えてもらったことがあります。しかし、世の中には、他人に対して使う人もいるのではないかと思います。人それぞれなので、仕事する上で人によって使い分けをするのが良いと思います。

・時間はかかるが、「なぜ」が報告に使えないことを伝える
繰り返し「なぜ」を使っても、最後は、こうすべきと説明するのであるから、相手に対して理由や原因をしつこく聞くべきではないと思います。こうすればよいという説明を、最初からすべきかもしれません。

こんなときの繰り返し「なぜ」は言いづらい

次のようなケースでは、繰り返しの「なぜ」は使いません。

例1
お客様と打ち合わせする際、スケジュールが短い件に関して


例2
奥さんが作ってくれた料理がおいしくない理由に関して

終わりに

・社会生活の中で「なぜ」を言いたくなるのは当然
はい。同感です。しかし、社会人は仕事を周りと一緒に終わらせる、楽しむことが大事です。繰り返しの「なぜ」は、できるだけ回避しましょう。

・人それぞれなので正解がわからない
「なぜ」を使い回している人はすぐに直せないので、状況によって使い分けをした方が良いかもしれません。

・一緒に仕事をしてみて長所・短所を探しましょう
まず、繰り返しの「なぜ」を削減しましょう。

繰り返しの「なぜ」を削減すると、自分なりの対策が見つかるかもしれないです。

また、繰り返しの「なぜ」を削減し、相手の長所・短所を探すようにしましょう。

まとめ

私は、経験や知識が豊富ではないので、万が一間違っている内容もあるかもしれません。

繰り返しの「なぜ」を少しずつ減らしてみてはいかがでしょうか

というのが、本記事のまとめとなります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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