シン・ポジショントークっていうのを考えてみた
〜はじめに末筆〜
note書くなら解放賞受賞のことも書いてねという囁きが聞こえましたが、筆がそちらに乗らずに困っていたところ、昨日弊社のPdM兼初代社内報編集長のあべしょーさんの社内報noteが公開されていたので、ここで社内(外)報をお知らせすることでうまくつながりました!ニッコリ
↑取り上げていただいております。
キャディでプロジェクトマネジメントチームに所属しています、郷田藍里と申します。2020年4月入社なので1年9カ月くらいキャディで働いています。
この記事は、CADDi Advent Calendar 2021の16日目にエントリーしています。明後日はM-1グランプリ(と赤尾さんのnote)楽しみ。
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※ここから本編※
私の好きな本に、「悩みどころと逃げどころ」という本があります。
社会派ブロガーのちきりんさんとプロゲーマーの梅原大吾さんの100時間に及ぶ対談をまとめた本です。
第1章のはじめのパートにはこんなタイトルが。
「(授業中)ずっと寝てた僕&エリートの私」
ここに象徴されるように、2人の人生はとても対局的です。
ちきりんさんは、一流大学卒⇒証券会社⇒アメリカ大学院で修士号取得⇒外資コンサルといういわゆるエリート。
梅原さんは、子どものころ授業中はずっと寝ている一方ゲームに打ち込み、17歳で格闘ゲーム世界大会優勝。都立高校卒業後もゲームを続け、日本人初のプロゲーマーになったという方。
この本は、そんな対極にいて、自らの人生を”良い人生だ”と思っている2人が、それぞれのポジションから”良い人生”ってなんだろう?ということを話し続ける内容です。
とくに『学校』というテーマで話している部分が多くあります。
2人の掛け合いを少し編集して引用してみます。(引用部分敬称略)
どちらも、自身が歩んできた道とは真逆のことを推してきます。
(そういうテーマの本だから、というのはあると思いますが)お互いがお互いの主張を「そんなことない」と言い続けるのが面白いです。
2人はそれぞれ、自分の経験から、自分の周りの人の話から、対局にいる人を見ている立場から、『自分の考えていること』を話しています。
一読者としては、片方だけの意見を見れば、なるほどなーそうだなーと思ってしまう。
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近頃キャディの社員として採用面談や、イベント登壇や、また社内でも面談をさせていただく機会がよくあり、『自分の考えていることを話す』時間が増える中で、この本のことを思い出したので紹介してみました。
ちきりんさんと梅原さんの対談を読んで思ったことは、人は自分がいるポジションからしか世界を見られないし、考えられないし、話せない、ということです。
シン・ポジショントークと名付けました。もう少し良いネーミングは今年いっぱい募集してます。
(ちなみに本来のポジショントークとはこういう意味です。)
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こうみえて、私は3姉妹の真ん中なんですが、どんなに頑張っても長女・三女であるがゆえの思いって分からないなと思います。
ちなみに次女はバランスタイプになりがちです。なりました。
パイを投げた側はパイを投げられた側の気持ちはわかりません。
逆も然り。
つい いらすとやで遊んでしまいました。
話を戻します。
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『自分の考えていることを話す』ということが、なんだかマウントを取っているように感じてしまい、苦手だなぁと思っていたときがありまして。
他の人に強制したいような気持ちはなくても、例えばぜんぜん価値観が違う人と話すと結果的に否定をしているような気持ちになってしまったり。
ただ最近は、誰だって人は自分がいるポジションからしか世界を見られないし、考えられないし、話せない。から、そう言って、話すようにしています。
あくまで私は私の選択で生きているわけだし、それが誰にとっても良いことではもちろんないって思いながら。
同時に大事にしているのが、本当に心の底から思っていることを言うということです。
自分を有利にするように、相手を誘導するようになっていないか?っていうのはすごく意識している。
キャディ転職してめちゃくちゃ楽しいよーっていうシン・ポジショントークを聞きたい方はぜひカジュ面しましょう。笑
こうみえて、キャディではオペレーションマネジメントっていうのをやっています。オペレーションをマネジメントするって何?を一緒に考えてくださいお願いします。
おわり
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