見出し画像

眼精疲労がつらくても

現在までBlogもTwitterもInstagramも避けてきたSNS難民が、noteを始めた途端にアウトプットモードが止まらなくなり、睡眠時間を削りながら、自己満の旅日記を朝に夜にと夢中になって投稿している自分の姿にふと気付いたのは、つらい目の痛みを覚えてからでした。

元々の体質が偏頭痛を持っているため、仕事でのパソコン作業や、家でのスマホの見過ぎには極力気を付けているつもりですが、思う存分に好きなことを書けるツールに出会ってしまい、眼精疲労も嬉しい痛みと言わんばかりに前のめりになってしまっています。

1999年にドコモのiモードを皮切りに携帯端末でもウェブサイトを閲覧出来るようになった頃、「魔法のiらんど」という個人ホームページ作成サービスが流行し、若かった当時は毎日ウェブ日記に没頭していました。

毎日1曲を取り上げ、その楽曲への思い入れやエピソードを2000年12月から3年間綴っていました。その時に蓄積された経験が、noteを始めた今になってまた活きてくるような気がするこの頃です。

時にその没頭が眼精疲労という弊害を生むのですが、私の場合は必ず右目だけが痛みます。人には利き手などと同じように「利き目」があり、実際には両目を均等に使って物を見ている訳ではないそうです。


利き目と言えば小学生の頃、野球の練習が終わった夜のグラウンドで、最後に整列した時に当時の監督から「手を遠くに伸ばして、親指と人差し指で輪を作って、輪の中に満月を入れてみろ」と言われたことを思い出します。そのまま監督が一人ひとりに、「右、右、左、右、左…」と順に言っていき、それがみんなの利き目だと言うのです。

もちろん自分では見えないのですが、指で作った輪の影が、どちらの目に掛かっているのかで利き目がわかるそうです。感覚では両目で月を見ているつもりだったので、自身の目がそんな働き方をしていることを知って驚きました。

野球では、右打者にとっては左側から、左打者にとっては右からボールが来ます。利き目が前になるように打席に立てば、よりボールが見やすくなるのが道理です。あのイチロー選手が打席でバットを立てるルーティンも、打つ前に利き目に焦点を合わせる為だそうです。

もちろん人によりけりで、利き目を後ろにした方がボールを最後まで見ることが出来るという選手もいますし、利き目の方が視力が悪いからあえて逆の目で見ているという選手もいます。やはり己を知る人が一流になれるんですね。


…おそらく私の眼精疲労は、こうやって長々と駄文を書いてしまうことが一因かも知れません。少しくらいは己を知って、今後は無理をしないよう気を付けたいものです。


 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?