見出し画像

自分の感情に抵抗すればするほど辛い気持ちが続くーとてつもなく悲しいという感情の中にあるとてつもなく愛おしい感情ー

"We should always be happy."

常に幸せでいるべき。

私も高校生くらいから「幸せ」についてずっと考えていて、幸せ関連の本をたくさん読んできた。悲しいときも不安なときも怒りのときも、どうにかして幸せな気持ちになれるようにもっていこうと、また「幸せ」関連の本を読んだりして…感情の上からかぶせていた時もあった。

私は”幸せ”しか感じられない人になりたいのかな?

いや、そうじゃない。そんなロボットみたいな人になりたいんじゃない!

「幸せになるために」世界にはそんな言葉がたくさん広がっていて、でも人生の中では、悲しみや怒りを感じる瞬間が誰にでも必ずあって、それが人にとっては普通なこと

全ての感情を感じて、自分を受け入れることはとても大切なこと。

だからといって、不安や悲しみを自分から作り上げるべき!と言っているのではなく、

It's okay to feel anger or sad.

怒りや悲しみを感じてもいい。

ということをずっと自分に伝えたかったんだと思う。

感情を受け入れる。

その上で自分の幸せについて考えていったらいいと思う。

幸せの中で愛を感じることもあるし、誰かを失って悲しみの中に愛を感じることもある。幸せも悲しみ両方大切な感情、人間にとって必要な感情。

はじめて家族として受け入れた最愛のわんちゃん。病院の先生から、もう助からないといわれて、お家に連れて帰ってきた。

死が近づいている。わんちゃん自身も気が付いている気がした。私はその日、もう動けないわんちゃんの隣にねそべってわんちゃんが安心して天国に行けるように6時間くらいただただ見守っていた。

苦しそうで苦しそうで、つらくてつらくて私も必死に涙をこらえて。最後に苦しそうにしているわんちゃんをみて、声を出して泣いた。家族の前では絶対に泣きたくない私だけど、もう悲しくて悲しくて。愛していたからこそつらかった。

もちろんそれからずっと悲しくて、心が苦しかった。無理やりハッピーにしようとすればするほど、

自分の感情に抵抗するほど、辛さが増していた。

自分の感情にウソをつかせようとするのは、何の役にも立っていなくてこの悲しさを受け入れることにした。それと同時に

とてつもなく悲しいという感情の中にとてつもなく愛を感じた。

時には、その感情を自分の中で生かしていくことが必要な時もある。

実は最近、また”私の大切な人を失ってしまうかもしれない”という恐怖と不安があって、、、その不安を感じないようにどうにか気を紛らわそうとしている自分がいて、すればするほど辛くて。

自分の感情に抵抗しているからこそ余計につらかったんだと気がついた。

その悲しみを感じれば感じるほど、やっぱりその中に同じくらいの愛を感じて、ああ私にとってどれくらい大きな存在だったのかを思い知らされる。

まずは自分の感情を受け入れる。悲しみを受け入れたからこそ思える人間らしく生きていこう。


なんだかそう思った今日この頃。

今日もみなさんにとって健康で幸せな日になりますように。

あいれいにー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?