映画に感謝!
2019年から映画をよく観るようになった。
ひとえにアマゾンプライムのおかげだ。
映画というのは受動的な娯楽のひとつで
一本観るには平均2時間を要する。
時間というリソースの有限性を自覚し、
かつその使途が無限に提示された現代人には
割とハードルの高い娯楽でもある。
きっかけは息子に
ゲーム以外の、
興味や体験を持ってもらいたかったのだ。
初めて一緒に観た映画は、
私の生涯ベストムービーである
『ショーシャンクの空に』
どうやら気に入ってくれた。
それから半年ぐらいのあいだ
夜中のゲームの時間を映画に使ってくれるようになった。
私も次の日が仕事であっても
眠さを我慢してよく一緒に観たものだ。
息子と私で代わりばんこに観たい映画を挙げ
互いに知らない作品を観る。
思いのほか当たりだとそれがまた楽しい。
幸せなひとときだった。
でも半年もすると
息子は学校通いで忙しくなり、
またゲームの世界に戻っていった。
それでも私自身が本格的に映画にハマってしまい、
一人で観続けた。
2020年はコロナウィルスの影響もおおきく
今日の時点で172本を観たことになる。
(繰り返しはノーカウント)
https://filmarks.com/users/airborne?page=6
映画は歴史を学べたり、ときにゲーム以上の
戦争の臨場感を教えてくれたりする。
あるいはまったく興味のなかった分野も
映画で観たということで
脳の片隅に格納された記憶が、
後々効いてきたりするものだ。
すっかり自分の趣味になってしまったが、
多感な時期の息子にも
きっと良い影響を与えてくれたに違いない。
そう、映画に感謝してやまないのである。
クリスマスにお勧めの一本を挙げるとすれば
ずばり『素晴らしき哉、人生!』
https://www.amazon.co.jp/dp/B07Q4HF1XS/
クリスマスにぴったりの映画で、
アメリカでは「忠臣蔵」なみに
年末の定番になっていると聞く。
1946年にこれを作っていたという事実にも驚く。
現代映画のあらゆるエッセンスが詰まっています。
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