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泣ける漫画 その1

年を重ねれば重ねるほど、涙脆くなるのはわかっているのですが、
このところ、体も心も極限まで落ちているせいか、ちょっとしたことですぐ涙するようになってしまった。
仕事で泣くことはしていないけれど(多分優しい人に背中を押されたら涙が溢れるレベル)、でも精神的に大丈夫ではない。泣いていいなら泣く。泣きたい。

泣くことはストレス発散に一番いいと聞くので、別に年齢とか関係なくして思いっきり泣いてもいいとは思うのですが、職場で泣くと体裁が悪いですからね。泣くなら居酒屋か自宅か(笑)ということで。
普段はKindleで漫画を読んでいます。
朝の出勤時間は、Bluetoothで音楽を聴いているか、Kindleで漫画を読んでいるかしています。テンションを何かしら上げないと1日保たないです。

8月以降、9月に入ってからも、自身の精神状態はまったく回復に至らずで、土曜日は1日中寝ていました。このままだと先輩として後輩の相談に乗ることも出来ないし、仕事も進まない。
ふと、日曜日。
Instagramの広告で気になった漫画があったので、Kindleで検索し大人買いをした。大人買いしてしまうところに大人の財力が試されるということで。

今回第1号として紹介する「泣ける漫画」です。

ああもう自分の中学時代やら高校時代に重ねるよね。
自分自身にまったくもって自信はありませんでした。
それでも付き合ってくれる人に対して、正直に嬉しく思いました。
スクールカーストで見ると一番下か下から2番目の位置にいた自分にとって、特にこの漫画の、上野くんが田端さんに告白して、田端さんが泣きながら叫ぶ台詞に涙腺決壊しました。ネタバレですけど…

「だって私、ブスだからあ…」

って泣きながら叫ぶのですよ。上野くんを想った上での、でも自分も上野くんの事が好きなのに、ですよ。
確かに過去、交際した人はいました。(過去のエッセイ「恋愛遍歴」参照)
けれど、心のどこかでいつも申し訳ないって思っていました。
自分に自信がなかったし、実際問題、周りの同級生女子からも
『どこが良かったのかね?』
『あの子に彼氏がいて私に彼氏がいないの意味わかんない』
なんてこそこそ言われてましたから。

誰が何を言っても、田端が好きだ。両想いなだけだよ。

そう言われたかった青春時代…。

交際するには必ず「好きです」と言わなければならないとか、そういうことではなく、交際有無関係なくして、好きな人、惚れてしまった人には「あなたが好き」という気持ちは伝えていいと思います。
好き、と伝えた結果、交際するならそれでいいし、相手が他に好きな人がいればそれで終わりだけれど、そこからまた違う印象が残る訳じゃないですか。
人生一度きりなら、自分の恋愛感情は伝えるべきだと考えます。
まあ…「好き」にもいろんな種類がありますけれどね。

この漫画を、お風呂に入りながら(土日は日中にお風呂に入ります)スマホ持ち込みでKindleで読んでいましたが、このシーンでぽろぽろ泣いてしまい、一旦湯船から出て顔をもう一度洗ってから出ました。

男女問わず、好きになった人へは「好き」って言っていいと思います。
その「好き」という気持ちをちゃんと受け止められない人は(振る振らない問わず)、さっさと切ってしまいましょう。
人生一度きり。相手を思いやる気持ちは素敵だと思います。

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