十日(とうか)

東京都/津田塾大学 フィールドはカンボジア キーワードは国際協力・観光・ジェンダー・子…

十日(とうか)

東京都/津田塾大学 フィールドはカンボジア キーワードは国際協力・観光・ジェンダー・子供・教育

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3回目のカンボジア 国際協力ってなんだろうね

また、この国に来てしまった。 ひどい排気ガス、目まぐるしいバイクの数、見ているだけで酔ってしまいそうになる。一年間来ないだけでこんなにも街は変わってしまうものなのか。経済発展が著しいこの国からしたら、きっと日本はつまらない国だろうな。 気温は常に35度を超える。 「今日は暑いなー。」と思って気温を見てみると、40度。ということがざらにある。だけどジメッとした嫌な暑さじゃない。 路地には小さな屋台が並ぶ。埃と排気ガスにまみれた道端で、チキンを売っている若者が見えた。 こん

    • 私は死というものに慣れていない。

      天国とか地獄とかそういう世界があるとよく言われる。 正直、私はそのような世界はないと思う。生と死は切り離されたものではなくて、一続きになっているような、そんなイメージ。 私は死というものに慣れていない。 小さい頃に母方の曽祖母が亡くなったことがあったが、老衰であったし私の名前もきっと知らなかっただろうから、悲しいとかそんな感情は湧かなかった。 お葬式の日、棺桶の中にいる冷たくなった曽祖母を前に、いつもは泣かないような叔母がむせび泣いていた。それを見た私は幼いながらに、私も祖

      • スタディーツアーへの違和感

        長期休みを使ってスタディーツアー に参加する学生は少なくはないと思う。東南アジア諸国では、孤児院でのボランティアツアーが盛だ。 カンボジアは国連から「後発発展途上国」の一つとして挙げられているが、日本人が数週間行くのには比較的過ごしやすい国である。普通に過ごしていれば、命の危険があることはほとんどないだろう。ひったくられるとか、食当たりとかはあるとしても。 私自身、国際協力の団体に所属しているものの、この「スタディーツアー 」には非常に違和感があった。 ツアーに参加した

        • 【トルコ旅行記】 次の旅はイスタンブールにしよう

          今年の夏も日本は猛暑日が続いた。「今年の夏は一人でトルコに行こうかしら。」薄いピンク色のカーディガンをまだ羽織っていた頃であっただろうか。私がふと思いつきで言ったことが、現実になった。とは言え、私に一人で行く勇気がある筈もなく、大学の友人3人とツアーで行くことになるのだが。  7月24日。夜中にカタールでトランジットをして、ようやくイスタンブールに到着した。成田からカタールまで7時間、カタールからイスタンブールまで5〜6時間かかったと思う。長時間のフライトで顔や足は浮腫んで

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