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間人蟹(たいざがに)

以前行ったところの記録
京都 間人(たいざ)
2018/01

◆幻の蟹
かれこれ20年位調理師をしていますが、食べる機会がなかった幻の蟹、間人蟹を食べに、京都丹後半島にある間人に行ってきました。
間人と書いて、『たいざ』と読みます。普通読めません。

京都丹後半島にある間人港で水揚げされた松葉蟹だけを、間人蟹と呼び、緑色のタグが付けられます。

築地に市場がある頃、蟹屋さんに、「間人蟹とれる?」って聞いたら、「とれるけど五万円ぐらいするよ」と言われ即却下したことのある蟹です。

五万円はちょっと盛ってるんじゃないのって感じですが、それぐらい幻的存在です。
知っていると食通と思われてマウント取れますので、知らなかったって人は覚えておくといいです。が、気をつけないと、めんどくさい奴になります。

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幻の蟹と言われる理由
他の蟹との違いは、
・漁場が近いこと
・漁獲量が少ないこと
・日帰り漁を基本とすること
とかかな。

例えば、他の蟹は、漁場も遠く大きな船で、ある程度船にいっぱいにならないと帰って来ないので、数日の漁になるのですが、間人蟹は、近くに好漁場があり、小型船5隻だけで、ピュッっと行って、ピュッと帰ってくる感じなので、鮮度が違います。

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高価なので、なかなか食べる機会もなければ、お店でも扱っていませんが、

おいしかったよー。

お店の紹介↓


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