Aimi
What you read is what you are. 読書を通して行う内省の日々。
冬のモンゴルで野生にもどってきたエイミーです。 モンゴルの冬はとても険しく、場所によってはマイナス60度に達し、湖や川、滝、あらゆるものが凍ります。 そして、東京から直行便でいける首都ウランバートルは標高1351mに位置し、世界一寒い首都ともいわれています。 そんな寒さの厳しいモンゴルでは広大な草原、山々が雪で白い絨毯のように覆われます。朝のとばりにもの静かに浮かぶ月、地平線からのぼる神々しい朝日、すべてが感動ものでした。 地形のおかげか、空や天体の動きの一瞬一瞬の変
こんにちは、ノマド生活をしているエイミーです。 1月後半から、タイのチェンマイに2週間ほど滞在してきました。 心が通いあう素敵な人々に巡りあえ、たくさんの思い出に満ちた溢れるチェンマイ。(急遽帰りの飛行機をキャンセルしたほど!) 本記事では、チェンマイでの滞在を通して印象深かったあれやこれやを備忘録として残しておこうと思います。 タイの基本情報首都:バンコク (天使の都) 人口:約 6,600万人 (2021年12月時点) タイ族が約85%、 中華系が約10%を占める
私たちは、人生を通して退屈する。 時間を持て余していたら、なんとなくSNSやニュースアプリを開いてスクロールしては一喜一憂したり、新しい漫画や映画で目ぼしいものをぼーっと探していたりする。 ドイツの哲学者であるハイデガーいわく、私たちは心の中の「なんとなく退屈だ」という声を押さえつけるため、仕事の奴隷となったり、気晴らしに耽ったりするのだそう。 思い返してみれば、私が今あてもなく世界を放浪しているのも、おそらく「退屈」からの一時的な逃避行のようなものかもしれない。 で
私の頭の中で創り上げた、架空の、理想の、「その人」。 「その人」は、誰かから愛されることなんて気にせず、自分がどれだけ愛しているかに価値基準を置く。 「その人」は、嫉妬や怒りなどの負の感情(=ルサンチマン)に苛まれることもなく、自分が好意を抱く人の行動に一喜一憂しない。 「その人」は、自分がいかに無知であるかを知っていて、この世のあらゆる常識という名の偏見に対しても「?」を抱く。 「その人」は、他人の靴のサイズで自分を測らず、自分の羅針盤のみを片手に進んでいるよう。