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ふしぎなキャンディーやさん(小学校低学年男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.136

ふしぎなキャンディーやさん

みやにしたつや(著) 金の星社

ふしぎなキャンディーやさん

ブタくんが森の中で見つけた、ふしぎなキャンディーやさん。

タヌキのおじさんから貰ったキャンディーを舐めると、

力持ちになったり、声がライオンの声になったり、身体が透明になったり。

ところがキャンディーを舐め終えると、元に戻ってしまいます。

ブタくんは、舐めるとオオカミに変身する赤いキャンディーを3個と、
透明になる緑のキャンディーを1個貰っていきますが…


登場するキャンディーは5種類。そのうちブタくんが選んだのがオオカミに変身するものと、透明になるキャンディーの2種類です。タヌキのおじさんが追加で1種類渡してくれるのですが、その効用は教えずに渡してきます。

キャンディーの効果でブタくんの思いのままになるかと思いきや、そう上手くいかないのがこの本の面白いところ。子供でも話の展開をしっかり理解出来ます。

この本は第54回読書感想文全国コンクールの課題図書になっていたそうです。ちなみに今年は第67回でしたので(調べた)、13年前の課題図書です。課題図書になるだけあって、話の展開もテンポも読んでいて気持ち良いなと思いました。今年の課題図書も感想文は書かなくても読んでみようかなと考えています。



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