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ふゆめがっしょうだん(小学校低学年男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.162

ふゆめがっしょうだん

長新太(著) 福音館書店

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「ふゆめ」とは聞かない言い回しだなと思ってしまう、この本の題名ですが、読み始めると「ふゆめ」とは何かがすぐにわかります。

みんなの趣味の園芸 のホームページでは、

低温、短日で休眠した状態で越冬する芽のこと。春先の気候とともに芽を出します。夏の終わりごろから秋にかけてつくられ、堅い鱗片で覆われています。 と書かれています(ページ参照)。

そんな冬芽(ふゆめ・とうが、とも読む)達の合唱が描かれています。

著者の長新太は、ウィキペディアなどで調べてみると、ちょっと酷い書かれ方をしていますが、大人目線で見ると脈絡のないお話を絵本にされたりしている方です。

子供にはそれが面白いようで、我が子も「ごろごろにゃーん」の本を何度も読んでいました。リズミカルで言葉の韻があって、というところが良いのかもしれません。

色々な冬芽(ふゆめ)が紹介されています。今から寒くなる時期、外に出たら探してみようと思います。

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