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日々、更新していく秘訣

日々、noteを更新する時。
僕は基本的にスマホを使っている。更新を始めて7ヶ月ほど経つが、これまでPCを使ってnoteを書いたことがない。
もちろん、最初はPCで書くのが普通だと思っていた。
キーボードをカタカタ叩きながら書くのが好きだったし、PCの前で「うーん…」と頭をひねりながら考えるのが好きだった。メールやLINEを送る感覚で文章を書くなんて、個人的にはありえないと思っていたほどだった。

僕が書くスタイルをガラリと変えたのは、小説家でありエッセイストでもある「燃え殻」さんがきっかけだ。

燃え殻(もえがら)
1973年生まれ。小説家、エッセイスト。2017年、小説家デビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』がベストセラーとなり、2021年秋、Netflixで映画化、全世界に配信、劇場公開された。
新潮社 燃え殻プロフィール参照

燃え殻さんを初めて知ったのはTwitterだった。つぶやく内容に独特の世界観が広がっていて、それがとても面白かった。その時点でフォロワーは10万人以上いたが、人気が出るのは必然だと思った。

そんな燃え殻さんは、2017年に小説を出した。タイトルは「ボクたちはみんな大人になれなかった」。もちろん買って読んだし、魅力的な内容だった。その上で、この小説の裏話として語られたひとつのことに僕は驚愕した。実は、全ての文章をケータイで書いたというのだ。

ウソだろ?!

頭をスパーンと叩かれたような衝撃だった。
ケータイでそんな長文を書けるの?
そこがとても不思議だったし、自分で真似してやってみたが、しっくりこなかった。文章を書いてる感じが全然しないのだ。「やっぱり、書くならPCだなぁ」と思っていたのだが、息子が生まれ一緒に生活していくようになって考え方や書くスタイルが変わった。

子育てしながら文章を書く時、スキマ時間で書くしかなくなったのだ。こどもが、いつ機嫌を損ねて泣き出すか分からない。今は寝ているが、いつ起きるか分からない。そんなちょっとした時間に、PCを開いてカタカタ文章を打つ気になれなかった。

そこで白羽の矢が立ったのが、スマホだ。
いつどこでも文章を起こせるし、なんなら暗い場所でも話を書くことができる。その便利さは、当初感じていた「しっくりこなさ」を上回った。
おかげで今は、リビングのテーブルで、布団の中で等、至るところを自分にとっての「書く場所」へと変えることができた。

もしかしたら、これが日々更新を続けられる秘訣なのかもしれない。



(note更新198日目)

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