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少し先の未来の楽しみ方

人は、希望を糧に生きる生き物だと思う。

決して大げさなことじゃない。
例えば、家庭菜園。
野菜の種を植えた時、その野菜が成長して収穫できる時を楽しみに日々を過ごす。
これも一つの希望だ。

例えば、習いごと。
上手くできるようになることを夢見て練習に励む。
これも一つの希望。

この希望の類いを増やすと、未来が少し楽しくなる。
いわば「伏線」に近いのかもしれない。

少し先の未来の楽しみ方は、この伏線をできるだけ多く張ることだと思う。これがプラスになるか、マイナスになるかは分からない。
回収されるのも、一週間後かもしれないし、一年後かもしれない。もしかしたら、もっと先かも。

でも、それが回収された時「あぁ、あの時のあれがこんな風になったのかぁ」とか「あの時もう少し頑張れば良かったなぁ」とか、初めて結果が分かる。

成功であれ、失敗であれ、結果を多く出せるように過ごしていくことが、未来を楽しむコツなのではないかと思う。目の前のことばかりではなく、少し先に視線を向ける。
それがきっとちょうど良い。
こうすると、足元に転がっている石ころが大したものではないことにも気付けたりする。

希望となりうるものを、少し先の未来に灯す。


それだけで、気持ちも少し明るくなれるから不思議だ。


(note更新240日目)

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