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紙パックのカフェオレ

昨日、どうしようもなくなってしまった自分の心に折り合いがつかなくて、何も考えなくていい心地良い場所を求めた。朝起きて、昨日のどうしようもなくて重たい気持ちは減っていた。笑って駅までの道を歩いていた。人間って冷たいのかもしれない、けれど、生きるために適応していくのだ、と他人事のように思った。

帰ってきて、ドラマを続けて2本観た。ドキドキする、切れ切れに流れる予告で、心の準備はできていても、ざわざわしてしまう。単純だと笑われても仕方ないけれど。見入ってしまったので、観ながらやろうと思っていた家計簿は後回しになった。

人のことを分かろうとして話すのと、端から理解しようとするつもりがなく、どこか馬鹿にしたような(そういった意識がないとしても)態度で会話をするのでは、相手もどこかそれを感じ取るから、うまくいかないのではないかと思う。就職活動に成功も失敗もない、その後の行動が、その後のその人自身が決めるものだと思う。ちゃんとしていない、と思う人がいる気持ちは分かる。最初から自分が求めるものが分かっているなんて、すごいなって思う。それが変わらないことも。私はどうしても、ぐるぐると色々と考えてしまうし、求めてしまうし、もっと面白いものを知りたいと思ってしまう。他人から見る成功と、自分自身が感じる幸福度や心地よさ、(成功?)は違うという話を思い出した。

単純に、価値観の違い、美学の違いはある。あなたの普通が、あなたの常識が世間ではない。そういう気持ちがある人と働きたいかもしれない。私自身がそういう気持ちで、社会を少しでもやさしいものにしたい。いろんなことを許容できる、かつ、できれば価値観が近しい人たちに囲まれて仕事ができればしあわせかもしれない。いろんな考えがあっていいと思う人たちが、自分のしあわせを追求していける人たちが、増えていったらきっと面白いんじゃないかな。少しでも、働きかけられるといい。自分のやりたいことをやる、改めて、強く思う。このモヤモヤする気持ちや悔しい気持ちを忘れずに、行動したい。今よりちょっとでも、のびのびと息ができたらいいなって。

ちょっとぬるくなった紙パックのカフェオレと、デザートに買ってきたコーヒーゼリーをお供に、あと少し夜更かししようかな。

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