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7ヶ月ぶりにスタジアムに行ってきた話 第18節 H.仙台戦

お久しぶりです。
2ヶ月ぶりのnoteになりますね。時の流れが恐ろしく早いもんで自分でカレンダーを見直してみて気づいたんですが、自分が最後にスタジアムで試合を観たあの(忌々しき)H.G大阪戦から既に7ヶ月経っていたという事実。
もちろん全ての試合を欠かさずに生で観ていましたがどうしてもコロナの期間に現地に行って観戦する気にならず気付けばこんなに時間があいてしまいました。
別に「スタジアムに行って感染するのが怖い…」とかそんな理由では無くて、自分が行く気がしなかったのには理由があるんです。

僕、試合中めっちゃ喋っちゃうんですよ。試合見てて思ったことはリアルタイムで誰かに伝えたいタイプなんでまぁー良く喋る。(1人で全く喋れない環境でサッカーを観てると感情が体の中に溜まりすぎて爆散して死にます。)ので、中継見てる限り現地では「拍手」しかしてなくて静かそうだから自分が現地に行ったら周りの人に迷惑かけてしまうんじゃないかと。そう思って今までスタジアムに行くのは避けていたんです。
で、なんで今更スタジアムに行く気になったかって言ったら、簡単に言えば「誘われたから」です。簡単な人間ですね。
流石に誰かと行って、しかも近い席に座れれば感情の共有くらい出来るだろうと。大きな声は出せなくともヒソヒソ話で会話くらいは出来るだろう。てか流石にそろそろ現地で試合観てぇ、って理由で行くことに決めました。

そんな訳で9月25日のH.ベガルタ仙台戦に行ってきたので、具体的にどんな感じだったか、主に「試合観に行きたいけど制限試合がどんなもんか分からんから行きづらい」って人向けに書いていこうかなと思います。

ただの観戦記でしかないのですが良ければ最後までお付き合いください…!笑

スタジアムには大体1時間前くらいに到着しました。それで正面から入ってこんな感じ。
正直「人、少なっ!!!!」って思いましたね。
しょうがないっちゃしょうがないんですけど、試合が始まる前のあの賑やかな感じ、お祭り感はどうしても感じ取れませんでしたね…寂しい…

ただこんな状況下でもキッチンカーを出して頂いていることには感謝しかありません。

そんで、正面玄関で検温されて中に入ります。


中に入って思ったことは「人、少なっ!!!(2回目)」
いくら水曜日開催とは言え試合開始1時間前ですよ!?なにこの閑散具合、なんか閉店間際のアウトレットに来たような寂しさ…

コンコース内を散策してみましたが試合前にいつも回すのを楽しみにしていたマリガチャは無かったです。カツサンドを売ってる出店と軽食を買える売店は空いてました。

でもまぁしょうがねぇよなぁ…と自分に言い聞かせて更に中に入ります。

この光景を見るのめちゃくちゃ久しぶりやなー…とちょっと感慨深い気持ちになりながら入ると、

うーん…「人、少ねぇ…(3回目)」やっぱりいくら中継で客席の様子見てるとは言えどうしても感じてしまいますね。ちなみにこの日の入場者数は3600人くらいだった気がします。5000人以下という制限の中に水曜日開催っていう条件がつくとそんくらいの人数になっちゃうんですね。

ただ、7ヶ月ぶりにスタジアムに来れて「帰ってきたなぁ…」っていうちょっとした感動もありました。

席に座るとこんな感じでした。ちなみに下に写ってるのが自分の足です。

DAZNのカメラで見ると「あれ?意外と人と人との距離近くね?3密やんけこれ!」とか思ってたんですけど、座ってみると「かなり離れてるな」って感じでした。これだけ離れてればまぁ安心だろう、というか離れすぎてて心細い感までありました。

これは「民衆の歌」の時の写真なんですが、もちろん歌っていいはずもなくゴール裏の電光掲示板にも歌詞は表示されません。気遣いすごい。心の中で歌います。

選手紹介とトリコロールギャラクシー。
心の中で「オーイ」と叫びます。

さて、試合。やっと試合です。
選手が整列して写真取ってピッチに広がります。
いつもならこの時、ゴール裏のサポーターが歌っていると思うんですがそれが出来ないので「シンッ…!」とした感じ。ちょっとでも声を発したら周りの人がみんなこっちを向きそうなレベル。

「マジか…こんなにも静かになるんや…ずっとこういう感じだと結構キツいな…」と思っていたらゴール裏から手拍子が。それにつられて周りも手拍子をし始め静寂がぶち壊されました。
正直アレがなかったらずっと静かなままでなかなかにきつかったと思います。手拍子ありがてぇ…!
手拍子が鳴り始めるとシーンとした感じは無くなり一緒に来た人とも喋りやすくなりました。

ちょっとだけ手拍子の話を。
まぁ手拍子が解禁されてなくて拍手しか出来なかった時は、まだスタジアムに行ってないのでよく分かりませんが、この手拍子だけの応援も「悪くないな」っていうのが素直な感想です。
僕はいつも試合を真横から見るのが好きなのでバックアッパー席に座る事が多いんですが、そう言う場所ってあんまり応援歌を歌うような人は居ないんですよね。今回もそんな感じの場所に座った訳なんですけど、周りの殆どの人がしっかり手拍子してたり拍手をしてたりしたんですよ。
やっぱり声を出すことより手を叩く方がやり易いよな、って考えればその通りなんですけどそれのおかげでスタジアム全体から包み込まれるような拍手が鳴り響く試合はそこまで悪くなかったです。
熱い応援が大好物な僕でも「あー意外と悪くない、てか全員が参加してる感じがあって良いまであるぞ」と思えたので、多分「今スタジアムに行っても…」って人も十分楽しめると思います。

手拍子解禁に感謝!!!

つづいてこれは結構いろんな人が言ってたんですけど選手の声がまぁ良く聞こえる。

「小畑(仙台のgk)ってめちゃくちゃ喋るんだな」
とか
「それに対して梶川もめちゃくちゃ喋ってるんだけど、梶川って通りづらい声してるからなんか損やな」とか
「水沼めっちゃ声出すって言われてたのに今日全然声出てないんですけど!やっぱ疲れてるんか!?」とかとか…

スタジアムで観ると、DAZNで見てるだけでは絶対に得られないような気づきがあります。これも今しか体験できないこと。

なによりも最高なのがやっぱり試合後の幸福感ですよね。(負けた試合は除く)これが家で見てるよりも何十倍も何百倍も幸福が大きい。だってさっきまで険しい顔してピッチを走ってた選手が勝利後はニコニコしながら一周したりお立ち台で喋ったりするんですから。そんなんこっちまで嬉しくなるわけで。
しかも家に帰ったらもう一度DAZNで約束された神試合を新鮮な気持ちでみれるわけで、こんな最高な事があるかよと。

おわりになりますが、まず言いたいのが「今更だけど、この人数制限が掛かってる中で試合に行けて良かった」って事です。
今までは毎試合毎試合スタジアムに行ってたけど、今年に入ってからはほとんど行ってないって人がどの程度いるのか分かりませんが、僕としては一度行ってみることを強くお勧めします。
これからは毎試合とは言わなくても1ヶ月に1回くらいは現地で試合を観ようと思います。

スタジアムで試合が見れることの興奮を、忘れていないようで忘れていた感動を、もう一度スタジアムに思い出しに行きましょう。

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