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インターネット広告のレポート分析基礎

みなさま、こんにちは。
スキをつなぐAIENKIEN、平木です!

よければ、こちらから読んでくれると嬉しいです♪
↓ ↓ ↓

今回はインターネット広告における「レポート分析のやり方」に関して、話していきたいと思います!

それでは早速中身に入っていきましょう!


レポート分析の大切さ

レポートって何?と思う方は、こちらのnoteをご覧ください。

↑のnoteでは基本的な用語の説明や指標の見方というのを書いたのですが、もう少し詳しく知りたいとのお声もいただいたので、今回は分析のやり方について書いていきます。


広告における間違った考え方
まず、レポートを分析する大切さを話す前に
あなたは広告を運用していくうえで、このように思ったことありませんか?

例えば、
「広告は難しそうだけど、出したら効果(集客)が出るもの」
「広告は一度出せば、ずっと効果を出してくれるもの」

この考え方、実は非常に良くないです。
もしこのように考えていたのなら、ぜひ今回でnoteで分析の仕方を学んでください!

では改めて、広告を運用していく上で大切な考え方、それは「放置厳禁」ということです!

案外忘れがちになるのですが、広告は人とコミュニケーションするためのツールなので、反応をみながら適宜見直す必要があります。

出した広告は人に受け入れられているのか、またはウザイ広告になっていないか。そんな良し悪しを判断するために必要なのが「分析」です。この分析を怠ると、改善した方がいいポイントが判断つかなかったり、よりよい効果を得られるなかったりします。

結果的に、広告効果を最大限引き出すことができないので、お金を無駄にしてしまうことにもつながります。

過去に広告を運用していくうえで大切な考え方をnoteに書いていますので、よければこちらもご覧ください。

レポート分析のやり方
広告を出している方、またはこれから広告を出そうと思っている方に質問です。
今いくつの広告を出していますか?または出そうとしていますか?

1つ?
2つ?
3つ?

おそらく、これを読んでいる方は「広告は1つ」と考えている方が多数だと思います。
※実際に私のクライアントの多数は当初広告は1つのみでした。

まずは、この考えを改めましょう!


広告は複数だしたほうがいい
広告は基本的に複数出すことを推奨しています。

インターネット広告には「構造」というのがあり、1つだけではなく数十、数百以上の広告を出す仕組み準備されています。
※構造については次回noteで書くため、今回のnoteでは広告は複数出すことができることを知ってもらえれば大丈夫です。

では、なぜ広告は1つではなく、複数出したほうがいいのでしょうか?

主な理由はこちらです。

複数広告を出したほうが良い理由
・複数出すことによって効果の良し悪しがわかる
・効果が良い広告の見せ方が分かる

それぞれについて少し説明をします。

「複数出すことによって効果の良し悪しがわかる」
もし広告が1つのみの場合、比較対象となる広告がありません。
その場合、出した広告が良かったのか、悪かったのか判断することができません。

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「効果が良い広告の見せ方が分かる」
広告を複数出すときには、全ての見せ方を変える方が望ましいです。
なぜかというと、効果が良い広告は出してみるまで誰にも良し悪しが分からないからです。

「これは人目を引く広告だろう!」と思って作成した広告が、実はそんなに効果が良くなく、以外な広告の効果が良かったりすることもあります。

過去の経験から効果が良さそうな広告を作るのは当たり前としても、ターゲットや時期などで、いくらでも効果は変わってきてしまいます。しかしその状況に合わせて柔軟に広告を変えることができるのは、インターネット広告の良いところです。

柔軟に動くための判断の材料を得るためにも、広告は複数出しましょう!

複数の広告が出せたら、次は分析です!


レポート分析のやり方

今回は実際にレポートを見ながら分析の仕方についてお話していきます。

Vol8_写真02

※レポートはイメージです
※今回のレポートはもっと指標が多いですが、今回は割愛しています

そもそも分析とは、広告結果を確認し、次の行動を考え、実行に移すためにおこないます。

今回は、状況にあわせて4つの広告の中から効果が悪い広告を停止したい場合について考えます。

それではまず1つ目の状況です。

状況1
広告の目的は「認知」
より多くの人に自社の商品を知ってほしい。

この状況の時あなたなら
どの指標に注目しますか?
どの広告が効果悪いと判断し停止しますか?

上のレポートをよく見てみて、考えてください!時間は3分です。

さあ、自分の考えを出せましたか?

答えを出す前に、注目すべき指標について考えていきましょう。

今回広告を出す理由は「認知」です。
ということはできるだけ多くの人に知ってもらいたいですよね?

そのため今回注目するべき指標は「インプレッション」「リーチ」になります。

インプレッションというのは広告の表示回数で、リーチというのは広告が1回でも表示された人の数です。そのため、この数値が多ければ多いほど、多くの人に広告が届けられたことになります。

それを踏まえて考えると今回はどの広告を停止しますか?

答えは「広告3」です。

広告3のみ、圧倒的に数がインプレッションもリーチも低いですね。
人によっては「広告2も停止する」という方もいるかもしれませんが、それもいいと思います。

Vol8_写真02

では2つ目の状況です。

状況2
広告の目的は「商品の購入」
より多くの商品を買ってほしい

この状況の時あなたなら
どの指標に注目しますか?
どの広告が効果悪いと判断し停止しますか?

上のレポートをよく見てみて、考えてください!時間は同じく3分です。

さあ、自分の考えを出せましたか?

答えを出す前に、注目すべき指標について考えていきましょう。

今回広告を出す理由は「商品の購入」です。
ということはできるだけ多くの人に購入してもらいたいですよね?

そのため今回注目するべき指標は「クリック数」「クリック率」「コンバージョン」になります。

クリック数は広告がクリックされた数、クリック率というのはインプレッションあたりクリックされた割合、コンバージョンというのは商品の購入数になります。

コンバージョンだけに注目すればいいのでは?と考える方もいるかもしれませんが、商品の購入をしてもらうためには、クリックされる必要があります。そのため、クリック数やクリック率も見るべきポイントになります。

できるだけクリック数やクリック率が高い広告を出し、そしてコンバージョンにつなげる。このような考え方が必要なのです。

では肝心の答えは「広告4」になります。

「広告3」だと思っていた方いますか?
その判断も間違ってないです。「広告3」も停止したたほうがいいです。

しかし、広告4の方が費用対効果がかなり悪いため、早めに停止させたいです。広告4は一見すると表示回数が多いですが、その数に対して効果(商品の購入数)が悪いからです。

そのため、費用を広告4で使うより、他の広告に使った方が良いという判断のもと、広告4は早急に停止し、他の広告に予算を分配したほうがより効果が得られると判断できます。


皆さん、いかがでしたか?

今回の実際のレポートを見て考えてみたときに、以外に違う考えをしていた~という人がいるのではないでしょうか?

目的によって広告の分析というのは変わってきます。

そのため、今広告で何をしたいのか?というのをしっかりと考えたうえで、正しい分析をしていけるようにしましょう!


さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございます!

今回はレポートの分析について書きました。

レポートの分析というのは広告を運用するうえで必須になりますので、最低限今回のnoteのような考え方をもとに、自分の広告を振り返ってみてください!

今回の記事が少しでも、みなさんの広告を振り返るきっかけになれば幸いです!

次回は「広告の構造」についてお話していきます!

定期的に読んでいただけますと、広告に関する様々な知識がたまっていきますので、ぜひ定期購読をしていただけると幸いです!


ということで、今回のnoteは終わりです!
今日もスキがつながる社会を創っていきましょう!


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