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人見知りに対する苦手意識を少しだけ克服した話

実は、数年前まで人見知りで、初対面の人と話すことに対してとても抵抗がありました。

しかし、今はnoteを運営しているピースオブケイクの採用も担当しているので、毎日のようにはじめましての方にお会いします。

私が人見知りを完全に克服したかはわかりません。
でも、少なくとも苦手意識は薄くなりました。

この記事では少しでも人見知りで悩んでいる方、克服したいと望んでいる方のヒントになればいいなと思い、わたしが克服できたキッカケをいくつかご紹介します。

自分の会話においての「強み」を見つける

私の場合は、自分のよく知っている分野であれば、会話を広げたり、相手に質問を投げかけたり、会話を続けることへのハードルが少し下がると気付きました。

私はダンスや温泉、お鮨などのキーワードに関してが「強み」だと今は感じています。
これは"自分が"どう思っているかが大事で、実際の知識の深さは関係ありません。(個人的意見)

自分がワクワクしたり、自信を持って話せる話題が何かが大事なので、実際にどこまで知っているかは特に関係ないのです。

興味のある話題であれば質問がどんどんできるので、深く知っていなければいけない、というわけではなかったのです。

自分は○○さんに比べて知識が浅いから、自分なんて、と考えてしまうときりがないです。実際、初対面でそこまでの知識を求められることって、少ないと気づいたのが大きな学びでした。

共通の話題で盛り上がれる人に会ってみる

自分の会話における「強み」が見つけられたら、その話題で盛り上がれる人に積極的に会って話してみました。

私の場合、人見知りがコンプレックスだと感じていた当時、「起業」や「NPO法人」に対して興味がありました。その話題で話せるコミュニティーへ参加してみたり起業家の方を紹介してもらい、積極的に会いにいきました。

すると、興味のある話題なので、こちらからも質問しやすいですし、事前にこちらが聞きたいことが相手に伝わっているので、こちらが人見知りでおどおどしていても、相手からおはなしをふってくれたりしました。

もちろん1回で克服できるとは思っていません。
コミュニティへの参加など、知らない方と会う機会を定期的に設定し、回数こなす作戦をしていました。(こちらも人によると思いますが、私の場合は回数こなす作戦が合っていました)

強制的に知らない人と会う環境に行ってみる

私の場合は、週1回程度のコミュニティ参加では克服できないと感じたので、夜の世界で強制的に毎日知らない人に会う環境をつくりました。

毎日初対面の違う職業の人、違う年齢の人に会い、話しをする。
そんな環境で、最初にどんなテンションで会話をするとどんな反応が返ってくるのか、どんな言葉だと相手を困らせることなく話を広げることができるのか、などに気づくことができました。

また、自分の強みの会話だと話が続きやすい事はわかっているので、もし共感してくれたら、ラッキーチャンス到来です。自分の強みに会話を持っていくためにどういうストーリーで会話をしたらいいのか、それを考えて会話をするようになりました。

ストーリーの逆算です。
今でも全く自信がないですが、ゴールを考えてお話を組み立てるように心がけています。
意識するのと意識しないのとでは、その後のアクションも変わってくるはず。

私が苦手意識を克服したキッカケ

ここまでやってみて、実はまだ人見知りだと思っていました。
初対面の人とお話するときは緊張するし、何から話したらいいかわからないし。

でも、私は、自分が思うほど人見知りではないのかもしれないと思ったときに少し自信が持てて、少しだけ人見知りがなくなりました。

そのキッカケは「コミュニケーション上手だよね」や「人見知りに見えない」など他人からの評価をもらった事でした。
もちろんそれだけではなく、様々な性格診断などで出るのが、コミュニケーションが強みであるという点。

それから少しづつ初対面の人に対して苦手意識が薄くなっていきました。
自分の事を意外と理解できていなかったのかもなと思い、自分としっかり向き合う事が出来たのも良かったと思います。

意外と自分が思っている以上に、コミュニケーションが取れているのかもしれませんよ、ということです。
自分の知らない自分が、もしかしたら相手には見えているのかもしれません。

今のわたし

今、人事全般を担当させていただいているので、採用業務も担当します。
採用業務も担当しているので、応募してくださった方とお会いする事も多くあります。もちろんそこでお会いさせていただく皆さんは初対面です。

初対面ではド緊張しなくなりましたし、今では苦手意識があまりないので初対面の方とお会いするストレスはありません。
そしてなにより、自分から「壁」を作ることがなくなりました。

自分から壁を作るとさらにコミュニケーションが取りづらくなるので、ここを変えることができたのは大きかったです。

さいごに

今回、ご紹介したのは私が経験した方法、実感したことであって、皆さんに当てはまるとは思いません。(夜のお仕事を推奨しているわけではありません)

でも、自分が動くことで、苦手だと思っていたことが実は違うということもあると思いました。

本当に克服したいことがあるのであれば、ぜひ諦めず様々なアプローチ方法で頑張って欲しいですし、もしかしたら思い込みという可能性もあるということを知ってほしいな、と思いました。

おわり。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。 サポートを貯めて大好きなお鮨を1貫追加で頼もうと思います。