文系卒で挑むデータサイエンスの世界。データアナリストに転職成功
今回はAidemy Premiumでデータ分析講座を受講、その後実務未経験からデータアナリストに内定したK.Fさんに、受講までの経緯や学習のコツ、転職活動から今後のキャリアプランに至るまでをインタビューしました。
転職を見据えてのスクール選び
ーー受講のきっかけを教えてください。
大学生の時から統計学に興味がありました。
1年ほど前から独学でVBAの勉強を始め、その後VBAを用いて現職の業務効率化に取り組む中で手応えを感じ、もっとプログラミングを学んでみたいと思いました。
また普段業務の中でデータのビジュアル化を担当しているのですが、同僚のデータサイエンティストがPython を用いて分析を行っているのを間近で見て、私も挑戦してみたい、データサイエンスの世界に飛び込んでみたいと思うようになりました。
ーー文系の大学卒でしたが、プログラミングに抵抗感はなかったですか。
数学に非常に苦手意識があったため、始めは正直自分にできるのかなと思ってました。ただ、それと同時にやってみなければわからないだろうなとも思い挑戦しました。
ーー転職を見据えてのスクール選びはどのようにされましたか?
プログラミングスクールの相談会は3社ほど参加したのですが、Aidemy Premiumの相談会が修了後何ができるようになるのか一番イメージを持ちやすかったです。また「他のスクールに比べてもおそらく非常にきついと思います」と言われたのですが、そういうの聞くと燃えるタイプと言いますか…。
転職保証のあるプログラミングスクールの説明会にも参加はしたのですが、話を聞いてもあまり大きなメリットや他社との違いを感じませんでした。それなら講座の中身で選ぼうと考えて最終的にAidemy Premiumに決めました。
質問し放題&学び放題をフル活用の6ヶ月
ーー学習中壁にぶつかった時はどのように対処しましたか?
繰り返し教材を勉強すること、説明だけ読んで終わらせないこと、コードを書くことですね。
ポートフォリオ作成の際にはチューターさんとのカウンセリングを2、3日に1回使って、チャットでも1日1回は質問していました。
ーーAidemy Premiumの「学び放題」はどのように活用されましたか?
画像認識や自然言語、AIアプリ開発講座など一通り受講しました。受けていない講座の方が少ないかと思います。
3ヶ月だと修了できるか厳しいかなと思い、専門実践訓練給付金制度を活用すれば受講費用が大きく変わらないため6ヶ月コースを選んだのですが、結果的に様々なコースを受講して復習の時間も取れたのでよかったです。
キャリアサポートに「言うことなし!」
ーー受講開始2週間ほどで初回のキャリアカウンセリングを申し込んでいただきましたが、キャリアサポートを利用されてみていかがでしたか?
正直、もう言うことなしです!
大学の就活時は全部一人でやらなければいけなかったのですが、今回キャリアサポートで書類の添削やキャリアカウンセリングなどのサポートがある中で、求人も紹介していただけて非常に助かりました。
初めての転職活動でわからないことも多かったですし、働きながらの転職活動はやはり簡単ではないですよね。一人で転職活動をしている友人が身近にいましたが大変そうでした…。
私は転職活動初めの頃に第一志望の会社で不採用となってしまったのですが、落ちた場合のことを考えていなかっただけにショックが大きかったんです。
そんな時、キャリアアドバイザーの方が「こんな企業さんはどうですか?」とすぐに声をかけて次に向けて気持ちを切り替えてくださって、ありがたかったです。
ーーご自身でも応募された企業はありますか?
いろいろ求人を見たものの、実際に応募した企業はありません。
Aidemy Premiumのキャリアアドバイザーの方から紹介してもらう求人は企業の詳細を教えてもらえますし、座談会やカジュアル面談、説明会にもお誘いいただけますよね。自分で求人を探して応募するのと入口が全然違ったので、Aidemy Premiumから紹介いただける求人に絞り転職活動を進めていました。
情熱 × スキルで挑んだ転職活動
ーー転職活動の軸を教えてください。
「統計学や数字の持つ意味をしっかり理解した上で、人に提案や説明できる人になりたい」、「そのために必要な知識や最先端の情報をキャッチアップしながら働きたい」と考えていました。この2点を実現できる職種ということで、データサイエンティストやデータアナリストの職種を探していました。
ーープライベートでウクライナに関連する活動をされていて、ポートフォリオもそこに関わるものを作成していましたね。成果物を作成する段階から転職活動は意識されていましたか?
転職活動は意識していなかったのです。「自分の私生活に役立つことがいいな」と思ったので、ウクライナに関わる活動の一環として行っているTwitterの分析を行いました。
ーーウクライナに関する活動を履歴書などにも記載されていましたが、選考でお話しすることもありましたか。
ポートフォリオの内容はもちろん、活動そのものに関しても面接官の方に触れていただきました。仕事だけではなく、プライベートでの努力も見てくれているんだなと思いました。
ーー面接時にどういった強みをアピールされましたか?
既に業務に取り入れている VBA の話や、プライベートで行っているウクライナ関連のプロジェクトについて話しました。仕事でもプライベートでも外国人の方と協働しているので、その点を強くアピールしました。
転職はゴールではない。なりたい自分への第一歩
ーーAMBL株式会社データアナリスト職の内定獲得おめでとうございます!入社を決めた理由はなんでしょうか?
提案いただいたキャリアパスが自分に合っていたことが入社の決め手となりました。2ヶ月間研修を受けた上で、データクレンジングやKPI管理などの業務を重ね、データアナリストとして分析結果をクライアントに説明する仕事を約1年〜1年半ほど経験する予定です。
そこから希望者はデータサイエンティストに進めるとのことです。自分が今まで商社で培ってきたことを活かしながら、新しいことも吸収し、働きながらデータサイエンティストへのキャリアアップに向かって進んでいけることが魅力的でした。
ーー長期的なキャリアプランを見据えて転職活動をされていましたよね。これからのビジョンを教えてください。
自分の将来像を何か1つの具体的な職業に落とし込みたくないと考えています。特定の職業を目指していくより、今できることをどんどん発展させて、自分ができることを考え続けていく。その先にある姿こそが答えなのかなと感じます。
下手に職種や肩書きで括ってしまうよりも、自分にできることを統合して、興味の対象に関わっていく。自分にしかできない形でウクライナへの関わり方を模索していきたいと思います。