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[社員インタビューvol.04]スケジュールを引くのもクリエイティブ?

みなさま、おつかれーらいすです。リエカレーです。
先日接骨院で「休日は何してるんですか?」と尋ねられたので「カレーを作ったり・・インドギャグを考えたりしています」と答えると施術できないくらい笑われてしまいました。言わなくていいことを言ってしまったな・・と思いつつ、「頑張る〜ビンダル〜!」と激励させていただきました。

さて、今回インタビューするのは大阪のディレクター、尾松さん。丁寧かつ謙虚な仕事ぶりで社内での信頼度も高い方です。先日の多田さん・西山さんインタビューでも名前が上がった彼。どんなマインドセットで仕事に取り組んでいるのか直撃しました!

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尾松諭
1984年生まれ。兵庫県出身。
グラフィックデザイナー/イラストレーターに数年携わり、三十路手前でWeb業界での仕事に憧れ始める。一念発起しデジタルハリウッドに半年通い、2015年1月より AID-DCC にデザイナーとして入社。
2016年〜2017年にかけて徐々にディレクターにジョブチェンジ。
仕事でも、私生活でも “気が利く人” をモットーに日々精進する36歳。蟹座。


ーー前職の仕事内容について教えてください
メディカル関連のグラフィックデザイナー兼イラストレーターをしていました。薬局とか病院にあるような冊子とか医療従事者向けの資材みたいなもののデザイン・挿絵を制作してましたね。

ーーメディカル系特化の会社だったんですね。
特化と言ってるわけでは無いんですが、そればっかりしてましたね。臓器や肝臓の細胞とか、血管の断面みたいなイラストをよく書いていて、IllustratorやPhotoshop、3Dソフトで表現していました。そういった系統のモチーフはAID-DCCの中でも一番書いてるんじゃないかと思います。
あと、Illustratorでパス起こししたり、Photoshopの切り抜きをするのはたぶんめっちゃ早い方です、自信あります。尾松が自信あるなんて滅多に言わないですよ(笑)。

ーー本当に自信満々ですね(笑)。
「提案資料用に企業のロゴを使いたいけど解像度の高いやつがなくてパス起こして」って言われたら多分・・5分以内で起こせますね。

ーーAID-DCCで臓器のイラスト書いたことはありますか?
ここでは書いてない・・っすね(笑)。

ーー他のイラストを書くことはありましたか?
専門ではないので、提案資料やラフコンテ用に描かせてもらうことはありましたね。

インタビューイラスト素材

ーーかわいい!そもそもデザイナーになろうと思ったきっかけはなんですか?
元々は画家とか漫画家になりたいと思ってたんですけど、中学・高校時代にそれを仕事にしてお金をもらうのは結構ハードルが高いなと思い始めて。それに近しいお仕事ってどういうものだろうと思ったのがきっかけです。いわゆる絵を描くのが好きだったからデザイナーになる・・みたいなよくあるやつです。

ーーでは高校卒業後の進路はデザイン系に進んだんでしょうか?
はい、専門学校に行きました。そこでグラフィックデザインを専攻して勉強していましたね。その時、一緒に絵を書いたり勉強している子がいたんですが、その子は先生にアーティスト肌と言われて、僕は逆にずっとデザイナー肌と言われてました。

ーー何を根拠にそう言われていたんでしょうか?
その子と二人でよく個展をしていたんですが、そこで値付けをして売ろうとするのが大体僕だったんですよね。美容院の壁にイラストを書いて欲しいと頼まれたら、現地に行って画角を測って「この大きさなら〇〇万円ですね」と言ったり(笑)。そういう部分でビジネス肌を感じ取ったのかもしれないです。

ーー学校を卒業して最初に入社したのが、前述のメディカル系を取り扱うデザイン会社だったんですね。
ちょこちょこ他のアルバイトや契約社員みたいな事もしていたんですが、数年以上正社員として定着して働くことになったのはそこが最初ですね。

ーーその会社ではどれくらい働いていたんでしょうか?
8年くらい働いていました。

ーー結構長く働いていたんですね!そこからどのような経緯でAID-DCCに入社したのでしょうか?
前職が、社長と二人のグラフィックデザインの会社だったんですよ。社長が営業しているのを普段から見ていたので「仕事が少なくなってきたな」とか「単価が安くなってきたな」と身近に感じはじめて。2012~2013年あたりにだんだんレギュラーの仕事がなくなってきはじめて、めっちゃ暇になったんす(笑)。これはどうにかしないとと思ってたら「WEBとか作れないんですか?」って相談が増えてきて。でも二人とも全然出来なかったので「WEBにはるPDFならできます」って言ってました(笑)。

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ーー今からは想像もできない・・!
で、そこまで言われるんだったらWEBもできた方がいいんじゃないかなと思ってきて。昼間は働きながら、夜間にデジタルハリウッドに通うようになりました。一通りWEBのことを学んで、卒業制作として当時働いていた会社のWEBサイトを作りましたね。その時はこの知見を今の会社に活かしていけたらいいなと思っていたんですが、一緒にデジハリに通っていた同期の子たちが就職した会社がめちゃかっこいいところばかりで。

ーーそれは思うところがありますね。
卒業したらみんなそんなところにいくのか!と思って、自分もかっこいい会社を探した方がいいなと感じはじめました。当時、WEB制作会社で検索をかけて調べてみてもあんまりピンとこなくて。他の子たちよりもっとイケてる会社は無いのかなって探し始めたら、関西で一番イケてそうだなと思う会社が見つかったんです。それがAID-DCCでした(笑)。

ーーなるほど!
AIDの求人募集を見つけて勢いで送ってみたんです。そこからとりあえず一回面接してみようか、と連絡があったので一度面接をしてもらい。
その時、作品集みたいなのは作ってたんですけど、自分の中で「AID-DCCに持っていくポートフォリオでは無いな」って思っていたので、自分の今できるスキルを使って、自分のことを伝えられるようにしようと思って「尾松諭のAtoZ」って言う、僕にまつわるA~Z始まりのイラストを並べたページを作りました。詳細は僕が口で話すんですが。。
面接時がどんな状況かも分からなかったので、自分でiPadを買って面接してくれた人たちに「この中から好きな文字を選んでください。僕がインタラクティブに答えます」って言ってました(笑)。それがよかったのか、次に社長面談をしていただくことになって、いつからこれそう?って言って頂き入社したという。

ーーAIDに入ったときの印象はありますか?
関西で一番イケてる会社という印象のもと入社したので(笑)、みんな作ることに対しての意識がめちゃくちゃ高いんだろうなって想像のもと入ったら実際そうだったので、そこの相違はなかったですね。
勝手なイメージで、もっとドライでクールでサバサバしてるのかなって思っていたら、実際は人間味があると言うか、体温を感じることがあって。個性的な人もいればシャイな人もいたり、熱い言い合いをしていることもあったり。そういうところはギャップがありました。

ーー今はディレクターですが、当時はデザイナーで入社されたんですね。
元々デザイナー中途採用で、30歳になる手前くらいだったので会社としても当然即戦力扱いだと思っていて。ただ実務で言うと未経験なんで、もっと若いデザイナーさんとかの方が作業も早いし慣れていて・・。どうしたら自分なりに貢献できるか悩んでました。
で、徐々にデザインしつつ、お客さんに連絡とったり、修正を取りまとめてそのまま作業したり、ちょっとだけフロントっぽいことも出来る人になっておこう。って動くようになりました。

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いろんな先輩にも、アドバイスとか話をしてもらいながら、もっと自分のキャラとか特性を生かせるポジションがあるんじゃ無いかなと悩んでました。そしたら先輩に「ディレクターとかどうなん?今それに近いこともしてるし」って感じで、アドバイスもらったり背中押していただいて。当時を振り返ると、他のポジションに移りたいというよりもデザイナーだけでやっていくと言うことに迷いがあったのかなと思います。あとデザインって難しいな〜とも思ってました。
人って、”自分はこうである像”を決めてしまうところがある気がしていて。それはもちろん自分もそうで、名刺がディレクターに変わる際、いいとは思っていたけどデザイナーで入ったのにデザイナーって言えなくなってしまうのか・・と言う執着のようなものはありました。

ーー名刺がディレクターになったあたりからデザインの比重が下がっていきましたか?
案件のデザイン作業とフロントを兼任するようになり。新規案件とかでデザイナー業だけに一からフルコミット出来る状況は減っていきました。ただ今でも、たまにバナーやカンプ作ったりって作業は楽しみながら手伝いますね(笑)。

ーー今AIDで取り組んでいる仕事を教えてください。
関西圏を中心とした、直接お取引のお客様からいただくWEBサイト案件を主に取り組んでます。関西外国語大学さん、近畿大学さん、kubotaさんなどなど。

ーー最初から関西の案件が多かったですか?
いや、入社した当時は代理店経由のキャンペーン系も携わらせてもらったりしてました。

ーー特に思い入れのある案件はありますか?
ビジョンメガネさんの案件は特に思い入れがあります。

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ーーエピソードがあれば教えてください。
ビジョンメガネさんはECサイトとブランドサイトをお持ちで。
ブランドサイトはリニューアル前、メガネを購入できる機能がついていました。
ただ、メガネ屋さんのサイトって競合との差別化が難しいもので、 特にビジョンメガネを 選択する「理由」付けが厳しい状況だったんです。ビジョンメガネさんの強みとして “メガネのマエストロ“と名のるほどの丁寧な接客体験がありまして。その価値を伝える為に顔の見えないサイトでの販売をやめて、サイトでは店舗送客を第一の目的とすることになりました。
なので来店予約を増やすことが目的(結果)でしたが、2019年にリニューアルした当時は来店予約数が伸び悩んでました。そこで、いろんな解析をして先方の方と会話しながら、改善の工夫や提案をしていきました。
そしたら・・・

ーーそしたら・・?
ちょっと細かな話は割愛しますが、リニューアル当初からは約10倍ほどの数が入る月も出始めました!

ーーすごい!理想を超えてきましたね!
そう言う経緯もあったりで、ビジョンメガネさんは思い入れが強いです。

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ーーそんな結果を出せたのも仕事で心掛けていることがあるからだと思うんですが、何か心掛けていることがあれば教えてください。
「限られた時間の中でできるだけ丁寧に」と「自分を肯定しない」、「無理って言わない」の3つです。

ーー最後なかなかパンチ効いてますね。
後半2つは先輩からの言葉で、2つをマイルドにした自分なりの目標が「限られた時間の中でできるだけ丁寧に」です(笑)。

ーーではまず「自分を肯定しない」という目標は具体的に言えばどういうことなんでしょうか?
自分の価値観に依存しすぎて気づけば独りよがりになってしまう場合もあると思います。結果、これって誰のために作ってるんだっけ?ってならないように、芯はもちつつ柔軟でいれるように。と思っています。

ーーなるほど。対して「無理って言わない」というのは?
一見パワーワードに聞こえがちなんですが「できないです」って言わないようにすることだと解釈していて。お願いされたことを120%全力で応えることはできないかもしれないけど、何かしらのやりようはあるって意味です。「〇〇だったらできると思います」みたいな。

ーー(パワハラじゃなくてよかった・・)それらを総称すると「限られた時間の中でできるだけ丁寧に」ということになるんですね。
こういったことを言うのは簡単なんですけど、自分がいつもできてるかっていうとそういうわけではないと思います。そうありたいと心がけてはいるんですが。

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ーーそのように丁寧に仕事を進めている尾松さんが、やりがいを感じるのはどのようなときでしょうか?
ディレクターにジョブチェンジしてから、「ディレクターのやりがいってなんなんだろう」といつも自問自答していて。例えばデザイナーだったら、デザインしたWEBページが公開されたとか、書いたイラストが出版物に掲載されたとか、自分で作ったものが世に放たれた時にやりがいを感じたりするけれど、ディレクターって何がやりがいなのかなってずっと考えてます。

ーーなるほど。
それがここ2年くらいで「これじゃないかな」と思えるものが出てきて。
サッカーで例えるなら、シュートを決めるとか得点にダイレクトに絡むのがデザイナーやエンジニアだとして。戦況に応じてパスや司令を出すのがディレクターの役割なんだろうなって思ってきたんです(今更)。
そのパスや指令の出し方が重要で。ちょうど走ってきた足元に流れるようなパスとか。いかに納得感があって気持ちよく動けるような指示だしとか。そんな印象を持ってもらえるように心がけてますし、それができたかも。って時よっしゃ。って感じます。

ーーディレクターの鏡のようですね・・!
ただあまりスマートなタイプでは無いので、時には頼りの人たちに厚かましく連絡して回ったり、後輩にも謝り倒します(笑)。

ーーこの準備段階にやりがいを感じるという事でしょうか。
全て準備が整って、これだとスケジュール通りにできそうだなという時にやりがいを感じますね。あとは、用意してた資料がハマって打ち合わせが思い通りに進んだ時とか、心の中の自分がヨシっていいます(笑)。

ーー先回りして準備を進めておくって、何においても本当に大切なことですよね。
そう、お釣りが来る分には全然いいんですけどね。

ーー名言いただきました。

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ーーAIDで活躍している人はどんな人ですか?
相談しやすい人が活躍してるように思います。さっきの「無理って言わない」にも通じていることかもしれないですが、「こうならできると思います」って言える人はそれだけチャンスも逃さないというか。例えそれが間違っていたとしても「これってどうですかね?」って一緒に考えてくれる人は頼りにしちゃうな、と思います。そして自分もそうでありたいなと。大体自分もそうでありたいって最後付けちゃいますね。

ーーめちゃくちゃ謙遜しますね(笑)。
「自分を肯定しない」ことを心がけてるので・・・(笑)。

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謙虚で丁寧な尾松さん。話を聞きながら自分もこれくらい謙虚な人間でいたいなと感じました。これからもたくさんナイスパスを出してください!

撮影:西山 将平


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