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「今、話しを聞いてなかったでしょ。」と言われてきた私が学んだ、傾聴力って?

みなさん、こんにちは!Hirokoです。
すっかり肌寒くなってきましたね。
そして、ダイスキな金木犀の香りが至る所から、ふわ~っと(^^)
1年の早さをより一層、身に染みて感じる近頃です。

さて、今回のテーマは「傾聴力」についてです。
前回は、「話す事」をテーマにしましたが、嬉しい反響を多く頂き、
私自身、とても驚いています。
同時に、私と同様で「話し方」に悩まれている人が多い事も知り、
どこか親近感を感じたり、悩んでいるのは自分だけじゃないんだと、
勇気も頂けた気がします。ありがとうございます!><
今回の記事も、誰かの悩みや、人生に寄り添える内容になれる様、
心を込めて、文字に書き起こしていきたいと思います!


「Hirokoには、話したくない。だって、話しを聴いてくれないから。」

さて、今回の「傾聴力」に関してですが、
実は私、「話し方」と同様で、「聴き方」でも、とても苦労した経験があります。それこそ、大学生ぐらいまでは「人の話を聞かないHiroko」、と
よく友達から言われては、お叱りを頂いていました。トホホ…
さらに私が、ここまで傾聴力で深刻に悩んだ大きなきっかけが、
親友から言われた一言です。

「Hirokoには、細かく話しをしても無駄やわ。だって、私の話なんか興味ないでしょ?」
「いつも、私が話をしている時うわの空やし、なんか悲しいわ…。」


かなり、かなり、、、衝撃でしたね、、、
率直にとても悲しくなったし、何よりダイスキな親友に
そんなヒドイ事をしてしまっていた罪悪感の波が、
ドッと押し寄せてきた事を思い出します。今でも反省。。。
その日から、私は「聴き方を治す!」宣言をし、
聴き上手な人の真似をしたり、それこそTV内のアナウンサーやお笑い芸人のMCの方々には、とてもお世話になりましたね。


「聞く」と「聴く」のちがい

傾聴力に求められ事は、「聴く」こと。
私達が、普段慣れ親しんでいるのは、「聞く」だったりします。
私なりに思う2つの違いは、
「耳で聞く」か「心と耳と目で聞くか」だと思っています。
ふたつの漢字のつくりをよく見てみると、
カラダのある部分が含まれている事がわかります。

「聞く」・・・耳
「聴く」・・・耳・目・心

この事からも分かる様に、「聴く」事は心と目が含まれています。
要は、寄り添いながら相手の目を見て、心からお話を聴く事が、
「傾聴力」
。この発見をした時の驚きは、すごい衝撃でしたね!

そんな私が、聴く事を学ぶ上で、あらゆる場面から感じ取った「傾聴力」の持つパワーがこちらです。

●人から信頼されやすい
●深い人間関係を築きやすい
●コミュニケーション能力が高くなる
●仕事・プライベートの人間関係が充実する

とにかく、傾聴力の持つパワーはスゴイ!
いまでは、大切なビジネススキルのひとつに「傾聴力」が
挙がるぐらいですよね。
では、そんな私が身に付けた、傾聴力のポイントをご説明しますね♪


1.相手の話を聴く、意識を持つ

まずは、お話を聴くスイッチを、入れましょう。
実は人の話を聴く事は、とてもエネルギーが必要な事。
多くの人は、人の話よりも、自分の話をしたくなりがちですよね。
だからこそ、まずは相手の話を聴く事を、
意識的に持つ様にしてみましょう。
「いまは、この人のお話を聴く大切な時間だ。相手を知れる時間。」
という様に、割り切ってスイッチを入れてみると、
意外と、傾聴する事に慣れてきます。


2.共通点を見つけて、肯定する

せっかく、相手と向き合える時間。
その時間を、お互いにとって有意義かつ、居心地の良いモノにしたくないですか?人は、自分と似ている人には、心を開きやすいと、言われています。
また、人には承認欲求がある様に、「認められる」事がダイスキ!
自分にどこか似ていて、そして認めてくれる人に、
あなたは、お話を聴いてもらいたいな、と思いませんか?

誰かとお話をした後に、
「また会いたいなぁ。」と思える人に共通するのは
親近感を感じたり、あなたを認めてくれたりする事が得意だったりするので
是非、思い返してみてみては?(^^)


3.価値観の違いを否定しない

私は、人とのお話の場は、別名、”それぞれの価値観のプレゼンテーションの場”だと、思っています。自分と全く同じ価値観の人なんて、ほぼ居ないに等しい。そして、自分と一緒である事を、強要する事もナンセンス。
ましてや、自分の考えを押し付ける事なんて、ごもっとも!

要は、人の話を聴く時は
「アドバイスなんて、いらない」のです。
特に、価値観を否定するという事は、その人のこれまでの人生や、
人格まで否定するという事に繋がりますよね。
否定する人に、あなたは心を開けますか?
アドバイスや、自分の意見を言う事は、
相手が相談をしてきたり、「あなたはどう思う?」という一言があって、
初めて行うモノだと、私は、思っています。
それが無い時は、ただひたすら相手を理解する時間なのかなと。



4.質問をする

これ、個人的にはかなり大きなポイントだし、いつも心がけている事です。
質問する事での、一番のメリットって、何と言っても
「私は、あなたに興味がありますよ。」と、いう姿勢を
相手に伝えられる事だと思います。
自分に無関心な人に、お話をする事ってできますか?
質問は、相手の話を真剣に傾聴していないと、できない事ですよね。
私は、質問をされた時、「あ、ちゃんと自分の話を聴いてもらえていた!」と、嬉しくなり、相手への信頼度が高まり、もっと自己開示しよう!と思います。逆に、「フーン。なるほどね。」といった返答ばかりだと、
自分の話には興味ないのか…と思ってしまいます。
なので、私は「質問する=相手への愛情表現」という様に、捉えています。
かの有名なマザーテレサの言葉からも、似たような事が学べますね。

愛の反対は、無関心 byマザーテレサ


5.態度と姿勢が、キーポイント

傾聴力を高めるうえで、一番実行に移しやすい事が、
「態度と姿勢」を変える事だと思います。
心理学においても、以下の内容は傾聴する上で非常に重要だと
言われています。

「態度」
×無表情・無言 → 〇豊かな表情・頷き

「姿勢」
×携帯触りながら・腕を組みながら → 〇目を見る・腕や手を解放する

これらの姿勢は、相手の心をリラックスさせて、気持ちよくお話をする環境を作り出す事に繋がります。
コミュニケーションの場は、私達の行動ひとつで
より豊かになるものだという事を、ぜひ頭に入れて置きたいですね。



お話をしてくれる事は、あなたを信頼してくれているという事。

いかがでしたか?
すでに、ここまでお伝えした内容は出来ている方も多くいらっしゃるかもしれません。とはいえ、仕事中や忙しい日々の中で、傾聴をする事は
なかなか難しかったりもしますよね。私もしょっちゅう...

そんな時、こう思うようにしています。
「お話をしてくれるという事は、私を信頼してくれているという事。」

そう思うと、些細な会話も寄り添って聴きたいと思えるようになったし、
むしろ、私なんかにお話をしてくれて、ありがとう!
と、思えるようになりました。一方で、なかなか人からお話をされる事が少ないなぁと、
心当たりがある人は、今一度、自身の傾聴力を見直してみると、
状況が変わるかもしれませんね。

とはいえ、私もまだまだ傾聴力の発展途上なので、
これからも「聴く」チカラを高めていきたいと思います!

Hiroko

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