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"自分らしく生きること"の葛藤と美しさが力強く描かれた実話・ドラマ「アンオーソドックス」

皆さんこんにちは、Natsukiです^^

今日は、2022年上半期に観たもののなかで一番心に残った
素敵な作品「アンオーソドックス」を皆さんにシェアできたらと思います!

Netflixで配信されている実話をもとにつくられたドラマなのですが、
エピソードは全4話。
少し長い映画を4つに区切って見ているような感覚でした。

どんなストーリー?


厳しい戒律を遵守するユダヤ教超正統派のコミュニティで育った主人公が、閉鎖的な環境から命懸けで抜け出し自由を求め生きていくという
実話をもとにつくられたドラマです。
舞台はニューヨーク・ウィリアムズバーグと、ドイツ・ベルリン。
2つの全く異なる世界/コミュニティで困難を乗り越え、力強く生きる一人の女性の姿が心に残る作品です。

主人公・エスティ


ジェンダー・ダイバーシティ・マイノリティ…いつもと違う視点から考えるきっかけに

主人公が属するウィリアムズバーグのコミュニティは
ナチスによる迫害(ホロコースト)から逃れるために、
ベルリンからニューヨークに流れ着いた
超正統派ユダヤ人の移民一世により築かれたそう。
かつてのユダヤ人にとって呪われた街であったベルリンに対し
新天地であったはずのニューヨークが、
現代では完全に逆転している様子が興味深かったです。

こんなにも閉鎖的で、昔から変わらない価値観を重んじるコミュニティが
今のニューヨークにあることを私は知らなかったので、ただただ驚きつつ
日本にいるとなかなか触れる機会がないカルチャーの視点から
ダイバーシティやジェンダーなどの社会問題について考えることができたことは、自分にとって良いきっかけとなりました。

ぜひ、今年の夏休みの一作に!


女性として、人として
「自由に生きること・自分らしく生きること」から程遠い価値観の中で生きてきた彼女が
新しい環境で、新しいコミュニティで、必死に自分を解放していく姿に
何度も胸が熱くなります。

とくに最終話で、あえて字幕がないシーンがあるのですが…
あれはほんとに鳥肌もの。
そして、ドラマの終わり方、最後のシーンも、とにかくめちゃくちゃ好きでした。。。
うん、誰か共感してくれる人と、ゆっくり飲みながらもう一度みながら、話したい〜〜〜!!!笑

ちなみに本作は原作、監督、主演だけでなく、
エグゼクティブプロデューサー、プロデューサーから末端のスタッフまで、その多くが女性によって固められているそうで
制作の裏側もドキュメンタリーとしてNetflixにて公開されているので、
ぜひ、観賞後に合わせてみてみてくださいね^^


PS.
水分補給を忘れずに!この夏も楽しんでいきましょう★

Natsuki



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