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医療現場でIoT、注意すべき理由とは。

IoTとは:
Internet of Things(モノのインターネット)の略。
様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる)、情報交換することにより相互に制御する仕組みである。
それによるデジタル社会(クロステック)の実現を指す。
AIとの関わり:
IoT によりリアルタイムで情報を「収集」し、組織、企業、産業の壁を越えて「共有」された情報をAI によって「解析」「活用」することができれば、無理、無駄、ミスマッチを限りなくゼロに近づけ、最も合理的、効率的に「つながる」ことが可能となる。こうした取り組みを重ねることにより、社会システム全体の生産性も飛躍的に高まる。
参考:株式会社日立総合計画研究所、http://www.hitachi-hri.com/column/c012.html

IoTのメリットに注目!

機器をIoT対応させると何が起こるか?以下の5つの”良いこと”がある。

①遠隔監視によって、患者と医師の情報のやりとりが簡単で効率化する。
②それによって、患者はより安全と健康が確保される。
③医師は提供できる医療のクオリティが上がる。
④その結果、入院期間は短縮され、再入院も防ぐことができる。
⑤医療費は削減され、治療結果も改善される。

デバイスと人の距離感を再定義するIoTの概念は、間違いなく変革を及ぼしている。それは偏った利益を生むのではなく、
・患者
・家族
・医師
・病院
・保険会社
上に挙げた各関係者すべてに利益をもたらす。

都会よりもむしろ

特に人口密度の少ない農村地域で、機械学習や人工知能などの新しい技術を急速に採用している。
それはアクセスの悪さに起因している。距離を超える技術が必要になるのは当然というわけだ。
このシナリオーテクノロジーを採用するときの前提条件ーには、それが透明性を担保されていることが常識として挙げられるし、企業の責任とされる。
例えば近年、インドでは教育、ガバナンス、および金融サービスでIoTの採用も増えている。
IoTを活用すれば、医師であればスマートログインデバイスを使用して、遠くにいる患者と会い、対話することが可能になった。患者のことをいちいち手作業で調べなくとも、その都度、症例歴が医師に送信される。

医師不足を抱える地域では、IoTのようなデジタル技術プラットフォームはより有用視される。
IoT India Congress 2018の見積もりによると、インドのIoT市場は、2020年までにヘルスケア、通信、自動車、スマートホームなどすべての分野で13億ドルから90億ドルへと成長が見込まれている。
Nasscomは、2020年までに急速に成長して3,000億ドル規模のグローバル産業に成長する新興分野としてIoTを指摘している。

では日本はどうかと言えば、IDC Japanによると日本国内IoT市場は2017年において5兆8160億円を報告されており、すでに膨大な規模を誇る。
なかでもハードウェアはその36.4%を占め最も大きな存在感を見せた。
(参考:IDC Japan, https://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20180912Apr.html )

医療産業は悪者のお得意さん

セキュリティソリューションは最先端と呼べるものは残念ながらない。
しかも現場の人間にはセキュリティ意識があるかと言えばそうではない。
というわけで医療産業現場はハッカーのお気に入りのカモになっている。
サイバーセキュリティ会社のSecurityScorecardは、すべての業界のなかで医療産業は5番目に脆弱な攻撃耐性であると報告した。マルウェア攻撃を受けていない現場はわずか23%しかないらしい。

マルウェア(Malware)とは:
不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称。ウイルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェア、キーロガー、バックドア、ボットなど。

2016年、15万箇所で30万台以上の機器に影響を与えたWannaCryランサムウェア攻撃が有名だ。ターゲットの中にはイギリスのNHS(国民健康サービス)が含まれていた。感染したPCのハードディスクの中身をすべて暗号化した後、犯罪者は「復元したければビットコインを払え」と脅した。

そんな風に苦しんでいるにも関わらず、企業や機関は次の攻撃に備えて準備ができていない。
古いネットワークや、パッチが適用されていないオペレーティングシステムや、患者、ゲスト、医師を医療機器に接続するフラットネットワークがすべて同じネットワーク上にあるのが一つの理由だ。

IoTが広まるのはいいことだが、サイバー攻撃に対応するために現場の人間はまずセキュリティシステムが最新のものであると確認することだ。


Reference

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