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PTAはダルいという呪いは解けるのか

小学校のPTA活動。交通安全週間で交差点で横断歩道に立つことに。

私自身PTAは苦にならないタイプで、むしろいろんな子ども達と接する機会が増えるので面白がるタイプ。人脈面でもメリットがあり、普段では出会わない地域住民の方や他の学年の先生やご家族とも交流できる。

さらにこのメリットは、子どもが小学生の今のタイミングだからこそのもの。
子どもが卒業すると他人の大人になってしまうので、保護者として関わることができるチャンスは今だけ。
また、親としてまた違う角度で成長できたり、視野が広がるのも良いところ。

一方、PTAをしていない周囲のママ友からは「PTAってダルそうですよね」とか「交差点に立つのもダルそうですよね」と言われることが多い。

けど私自身はダルくない。
自らの意思でやっているので、100%ポジティブな思考である。

「PTA=ダルい」という周囲のママ友にとっては悪気はないだろう。
ダルいは挨拶のような言葉で、疲れているであろうママ(私)に共感を示す行為。
おそらく相手を思いやる言葉として声をかけてくれている。(多分)

そこで私がPTAの誤解というか呪いを解くべく、沢山のメリットを語るのもアリだろうけど、それでもメリットを感じない人やご家庭の事情がある方にとっては、ただのダルいものなのかもしれない。

最終的に私としては「PTAはダルい、という呪いをかけないでほしい。」というのが正直な所だけど、PTAにメリットを感じている時点でマイノリティっぽいので、そのまま受け流すことに。

「私はダルくないですよ〜」くらいに終わらせて会話を受け流す。

こうして今年も誰かが受け流すことで「PTA=ダルい」という呪いだけが続いていくのかもしれないー

・・・なんかごめん。
次にもっとコミュ力がある人がうまく呪いを解いてくれることを願う。

実はね・・・
交通安全週間、面白かったよ。

近所のお米屋さんの店主が優しい人で、子ども達の交通安全に協力してくれていることや、小学生の通学がまだまだ可愛いくてカモの子どものようで微笑ましいこと、中学生のお兄ちゃんお姉ちゃんも挨拶してくれること、近隣住民の方も挨拶をかえしてくれる人が多いこと、朝に挨拶する政治家の気分が味わえること、交通量が多く危険な交差点があること、朝のドライバーの目が怖いこと、自転車のスピードがかなり速いことなど・・・普段では知ることができないことを知ることができて面白かったよ。

これを知ったからといってどうする?
という事については、別にどうもしない。

これを何度か繰り返すことで顔見知りになり、困った時の助け合いがほんの少しやりやすくなる、とか、子ども達の日々に寄り添って生活できるとか、近所の交通事情に詳しくなる、とか、それくらいのごく僅かなものだと思う。

だけどそれをコツコツ積み重ねることで、誰かが交通事故にあうことなく通学できたり、ほんの少し幸せな時間を守ることにもつながる、とか、感謝の輪も広がるのかなと思う。

雨の中、子ども達に道を譲ってくれる近隣の方にも感謝。
急いでいるであろう車の運転手の方も、一時停止してくれたことも感謝。
毎日かかさず子ども達を見守ってくださっているお米屋さんの店主さんにも感謝。
このような輪の中で生活できていることにも感謝。

PTAの時間は今まで見えていなかったものが少し見えるようになって、視野が広くなった気がする。

結構いい時間だと思うよ。

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