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詩『耳鳴りに 耳をすませば』


朝だ 戦争が始まっていた でも何も変わらなかった 誰よりも強くなろう 誰も傷つけなくて良いように

それは当たり前の日課だった

君はいつものように

今日は何をして幸せになろうかと想像してワクワクする

やりたいことが多すぎる

自分に課していることが

自分に課しているふりをして

ただただ幸せに包まれながらやっていること

やりたいこと

全然やれていないこと

君は戦争について知っている

生まれた時からずっとその中に巻き込まれている

親兄弟がそれを君に上手に隠してくれてきた

君は今そのことに感謝しながら

今日も誰よりも強くなろうと心に決め

自分のいのちを大切にしていく

そして誰かの命のことばかり考えるのをやめる

そこからが強さの始まりだ

なぜなら命は今ここにあるのだから

自然の中にいると自然と自然のことを考える自分がいた

今ここにいない誰かのことについて考えている自分のことが不自然だと思えた

さあ誰よりも強くなるよ

強さを比較する相手も物差しもない

ここ自然界で

唯一無二と言う強さをまずは自分に装着する

その上で何ができるだろう?

幼さを捨て去り

目の前に広がる平原のような視線

青い空のような視点で

360度の球体として

透明な音楽の翅でくるむように

耳鳴りに

耳をすませば

ここにない誰かに

耳をすまし聴こえてくる音を探る

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僕が僕のプロでいるために使わせて頂きます。同じ空のしたにいるあなたの幸せにつながる何かを模索し、つくりつづけます。