【小説】醜いあひるの子 6話🔞
6・7・8話はエロの回となってます。
目の前に鮎川の顔。
鮎川の切れ長の目が智風の瞳を捉える。
何が起こっているのか理解出来ない智風は、大きく瞬きを繰り返していた。
「君の負け」
輪郭をなぞる様に顔を撫でられ、長い指が頬からゆっくりと唇に移動し、下唇を撫でる。
鮎川の指が唇に振れ、今度はゆっくりと顔が近づいて来る。
そこで漸く先程、鮎川にキスされたのだ、と気づき智風は慌てて躰を離した。
「あ、鮎川君!な、な、なんで、」
「何でって…賭け、したよね?」
「賭け…、あ